フランスで言われてると聞いたことがあります。
成人した女性で結婚もしていない30代前後の女性は物凄く、損をしている。
結婚をしていると、いろんな制度が適用される。
美術館でも割引があるけど、独身女性はない。損である。
それは日本でも言えることで、前に日本人の結婚している女性に「何で結婚したいと思うの?」と酒の席で言われたとき、すぐに答えられなかったけど、この制度に守られているというものが日本でもないからよ…と思った。
守られてる人はそれが当然と思ってしまうものだし、適用されてない人の気持ちは判らないものだ。
守られているから抱える苦労も当然ある。
互いに言い分はあるものだ。
面に20代の独身がさらされる問題ですが。
年金払えでしょ。他の税的なこともかかってくるでしょ。
でも結婚していると、違うんですよ。
なおかつ子どもがいると子ども手当てが出たりするわけでしょ。
独身はなにもない。
何もないくせに、親元にいるとモノトリアム、自立できないと言われる。
でも結婚の平均年齢も子どもを産む年齢も間違いなく引き上がっている。
他の国も含めてそうですが、経済的な安定がないのに、払うものはとられ(1部年金など待ってくれたりする制度はありますけどね)1人なんだから1人の世話は問題ないだろうと思われている。
1人じゃない人の方がいろいろかかるのは判るにしても、手はあるんですよね。協力しようと思えば、誰かに頼もうと思えば、それだけ話をする人の縁の輪が広い。
1人の人はまずこれが薄い。
兄弟姉妹、親戚といえど助けてくれるかといえばくれない。
よく古いドラマにある台詞ですが
「独身貴族をいつまでも気取ってるのはいいけど、将来はどうするつもり?働けなくなったら誰に面倒を見てもらうの?私になんて言わないでよね。家は家で子どもと亭主とお義母さん抱えて手一杯なのよ」
と実の姉妹に言われる。
寂しくうな垂れるヒロイン、みたいな。
結婚もせず1人でいる選択が特に昔は、認められてなかったですからね。
時代が変わってきてるから、そこら辺、世界規模で考えて欲しいもんだと思いますが、圧倒的に1人でいる人の方が時代が変わっても少ないということかしら?
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