新参者

2010-04-27 21:00:00 | 
 



 本の「新参者」を先に読み終わりました。
 いや、これ最後にどんときますよ。

 ドラマが同じラストでいくのか変わるのか、判りませんからあまり話さないですが、いや、結構「こそかっ」ってところに真犯人はいます。
 少なくとも原作は。

 っていうか、どこで最初に犯人が出てきたか判らなくなってて、いわゆる正統派のミステリーとは違うんですよね。

 でもこの手法がいつの間に出てきたのだろうと思う。
 読み始めるまで気づかなかったんですが、これ、元々は連載ものなんですね。

 いつ頃なんだろうな。正確な呼び名は忘れたんですが、連載って2通りあった。
 普通の最初から順番に事件を紐解いていく連載か、同じ主人公でも短編で読みきり。
 これが月刊誌に小説が発表される時の普通の連載の形だったと思うのです。

 それが、連作連載って言うのかな。従来の連載と違う形が出てきた。
 毎月連載するわけじゃなく、飛び飛びで連載する。主人公は同じ。ストーリーも続き物。でも連載。そんな感じだったかな。
 
 従来の連載の方を破る連載が出てきた。当時としては冒険的な試みで、いろいろ意見も多かったように覚えていますが…。

 私はミステリーって正統派の方を読むことが多く…従来の最初から犯人だけを探していく話ですね。その合間でユーモアがあったり、ほろりとさせたりはします。けれど主軸は犯人追跡から離れない。

 最近、ミステリーといってもそうでない形式が出てきてるなと思います。
 
 最初に事件は起きてるんですが一見関係のない話が続き、気がつけば謎解きが始まっている。
 そういう感じ。

 ミステリーの形が知らん内に変わってきていたな。

 東野圭吾さんはベテランの域の方ですが、主に読んでいたのはデビュー作の頃でしたから、まだ型破りのことはされていませんでした。

 ドラマがどういう結末を迎えるかわかりませんが、ドラマはあくまで従来の犯人探しを軸に構成されてるようですから…。

 余計なことは言わずに。

 小説を先に読むもよし。ドラマを先に見るもよし。

 違う「新参者」の世界観を楽しむことになると思います。




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都会の雨には関係ないが家の水道はどうしたんだ?

2010-04-27 19:10:04 | 日記風
 お外は雨~。
 都会は雨~。

 と、空から水が滴っているのはいいのであるが、どうも家の水道も必ずどこからから水が滴っていることが多い。
 
 ひどいときはどじゃぼじゃぼと、蛇口が開いてんじゃないかって状況の時すらある。
 (え?どれくらい開いたまんまだったんですか?考えると恐ろしい)

 どうしたんだ?私。
 気持ちが飛んでいる。

 どう考えても3時間以上の時がある。

 しっかりして、私。



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どん底だから笑え

2010-04-27 11:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 26日NHKで「こころの遺伝子」という番組を放送していました。
 この回は漫画家の西原理恵子さんのどん底だから笑えでした。

 どん底だから笑え、妙に惹きつけられるタイトルでした。

 西原さんはかつていろいろな負の連鎖の中に身を置いていた。
 実父がアルコール依存症だった。
 その後、お母さんが再婚するんですが、新しいお父さんがギャンブル依存症だった。
 最後は借金にまみれ、自ら命を絶たれる。

 お母さんから借金を清算した後に残った100万円を渡され、あんたはこの負の連鎖の中から外へ出るように言われ、東京に出てくる。

 絵が得意だったができる仕事はヌードを描くこと。
 そして初めて連載をもてるようになるのですが、これが、皮肉なことにギャンブルに関する漫画だったそうだ。
 取材でギャンブルに接するうちに彼女自身がその罠にはまっていく。

 転機は仕事先で訪れたタイで起こる。
 通訳として紹介された相手が戦場カメラマンでのちに夫となる人物だった。
 最初は西原さんが格好良く大金をかけている姿を見せたくて、ギャンブル場へ彼を誘うのだが、彼はそれに何の興味を示さず、どこが面白いのかと聞いてくる。
 もっと面白いものを見せて上げるよ。
 いう彼が連れて行ったのは戦場だった。

 戦場こそ命がけのギャンブルが繰り返されているような場所だ。

 西原さんは負がやってきたとき、自分でも知らず知らずにそれより強いものを求めギャンブルの一時与えてくれる刺激に酔っていたことに気づき、彼女の人生が変わる。

 戦場では命がけで生きている子供たちが笑っていた。

 アジア人は笑うことと泣くことが上手いんだ。彼に教えられた言葉だったそうです。
 
 どん底でこそ笑え

 それがその後、夫婦の合言葉のようになる。

 というのが前半の内容でした。

 しかし内容は違うものの自分の生まれた環境からは逃れることができないのか。その問いかけは痛いほど判ります。

 親がしたことを嫌だ嫌だと否定しながら、気づけば同じになってしまう。

 どちらかだといいますものね。
 
 あれだけ嫌っていたのに気づけば親と同じ運命を歩んでいた。
 あれだけ嫌っていたから親とは心がげて違う道を選ぶ。

 それでも年を重ねることに嫌になるほど似てくることを感じる。

 親と一緒になっていく。
 そんな気がします。

 どん底だから笑え。

 今はとても痛い言葉だ。

 心に突き刺さる言葉だ。

 だから真正面から受け止めて、私も笑って過ごしたいと思った。




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スイカのジュースとゲータレード…だから?

2010-04-27 00:00:01 | 日記風
 いやー、街はすっかり春の装いですね。
 風邪で引きこもっていたので、あまりにも咲き誇るツツジ群の勢いに驚いてしまいました。

 やはり風邪の時は水分を欲するもの。少し前に購入して少し楽しみにしていたこれを飲みました。







 フランス産スカイ果実エキス「アクテッソド」配合らしいです。
 スイカのジュースと解釈しております。

 楽しみに一口。

 …味が発見できない。
 やがて現れたのは、ちょうどスイカの白い部分を搾って飲むとこんな味でしょうかね~って感じのお味です。

 絶対舌感を養うにはもってこいです。
 
 味を探す。
 凄いです。
 はまればきっとこれなにしには1日たりとも生きていけないことでしょう。

 発見できるのは白い部分の味…かもしれないけど。







 これが最近は好きなんですよ。味じゃなくて雰囲気?買おうと思った日は荷物が一杯でしばらく風邪を引いて買いにいけなくて、それで固執しだした1品です。
 
 基本、スポーツ系のドリンクはアクエリアスが1番なんですが、1番ばかりをいつも味わっているのもなんですから少し目先を変えてます。

 でも、アクエリアスがやはり独走してるだろうか?


 ところでみなさん、目の前でお姉さんが転んでいたらどうします?
 買い物に出たとき、ピンヒールのお姉さんが思いっきり目の前でこけていたのです。
 
 いやー。ある年齢の方だと骨折の心配もあるから「大丈夫ですか?」と言った方がいいと思うのですが、20代くらいのとっぽい姉さんでしたから、これは…知らん顔をしてる方が親切かと…。

 お姉さんも、これは歩く時のファッションの1つよという感じで何事もなく歩き去って行きました。

 やっぱり、気づかないフリしかないですよね。





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