「テルマエ・マエロ」そこで話題を作るか

2013-09-14 20:25:34 | ニュース
 漫画家は付録に手ぬぐいが付くなど知らなかったと言い、出版社は事前に打ち合わせをしたという。

 両者意見の食い違いを見せ始めた騒動だか…なんだか。



 出版社と上手く行ってないんじゃない。


 マネージャー付いてるなら、第3者がいるんだから、ここまで揉めるというのも…。どこかで不信感を持ってしまったということじゃない。


 外野には判らない話だよね。


 私も判らないもん。


 でも両者の話が食い違うということは、いやって言うのがあるんじゃない。


 表に出ないことがあるのかもしれないけど。


 作品は夢を売る仕事だなだけに、こういうスキャンダルはないにこしたことはないんだけどな。


 あってしまうのが、人の世。


 そう思いますわ。

ファン・ジニ  第24話(最終話)

2013-09-14 15:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 教坊を飛び出し、市場で踊るミョンオル。
 出会った学者のファダムはどうする気だと訪ねるが、これから、おどってその心付けだけで生きていくという。

 しかし、1銭たりとも稼ぐことなどできはしない。


 プヨンは言った。妓生は余興だ、生活に余裕がある風流な人が楽しむものだ。
 ファダムは言った。お前の踊りは傲慢の塊だ。

 しかしミョンオルはいう。

 卑しい身分であっても人の心が卑しいわけではない。彼らに理解されないのであれば、真の踊り手とは言えない、と。

 プヨンは各地方の行首を訪ね、舞を習う。

 ミョンオルはファダムが自分の師だと言ったお茶の中に入れると枯れていた花が息を吹き返すように咲き、いい香を放ち、美味しい茶となるのを見て、さとる。

 見せてやるという心は捨てる。
 人々の暮らしの中に溶け込みその中で彼らに認められようとした。


 そして次期行首を決める競演の日が来る。

 人脈作りをしたプヨンの評価はいいが、遅れてやってきて、普段着で踊る、舞譜もない、元となった舞もないというミョンオルの言葉に、馬鹿にしていると怒りをあらわにするが、踊り出すと自然に音が付き、誰もがその踊りに魅せられた。

 そして、次の行首が決まる―――。

 競演でミョンオル(本名、チニ〉が戻ると聞いた母は1度は元気になるが、その晩急変した。


 頑なに生きてきたミョンオルの心がやっと氷塊をし始める。




 何度か見ると見方というのは変わる。私も変わった。
 時代なんだろうな。
 プヨンの言ってることは正しい。そして、ミョンオルの言ってることも正しい。

 しかしこの時代、妓生として生きていくなら、プヨンの取った行動の方が正しい。



 だた、芸人として生きていくなら。地獄の業火に何千回と焼かれなければならないだろうというファダムの台詞に個人的に泣けた。

 業なのよね。
 踊り手も書き手も業でしかない。


 美しいだの、踊りが上手いだの言われるのは若い一時期だ。時に女はその時期を過ぎると、相手にされなくなる。
 その時期に悩み苦しんでいるだけなのだけど…。


 もう少し、ミョンオルにしても母にしても上手に生きることを考えればいいのにと、人のことなら言えるのに、私自身もできない私が思う。


 この先、ジョンハンと許されるなら再会し、無理であれば他の気持ちの合う男でもいい、出会ってもう1度静かな暮らしの中で踊りながら生きて行ってくれれば、それでいいんじゃないだろうか。