実はリアルタイムで知っています。
知っていますが、あの当時、私はお菓子を食べる習慣がまるでなかったし、自分のことで忙しかったので、1度もこの事件について、考えたことがなかったのです。
だから、今になって、テレビで事件の全貌を知り、1人大興奮に陥りました。
尋常じゃない。なんなんだ、これは。感想はそれにつきます。
結局、かい人21面相と名乗った犯人の目的とは何だったの?疑問はその一点に残ります。
この頃から時代は大量生産の時代に入り、江崎社長が逃げたとき身につけていた服も、帽子も、かい人21面相が送りつけてきた約140に登るタイプで打った
けいさつの あほどもへ
などと打った文字も大量生産品としてそこから犯人を割り出すことはできませんでした。
このあと、グリコの社長は戻ったけど、グリコへの脅迫は続く。6千万円持ってこいと手紙が届き、中には塩酸入りの目薬の容器が同封されていた。
しかし、これも指定された場所に犯人は現れることはなく現金の受け渡しはなかったとされる。
そのあとも、脅迫はまだ続き、続くところか、2社の新聞社に挑戦状が送られてくる事態へ発展する。
新聞社もどうするか悩むが、結局公開し、新聞もスクープ合戦へと発展する。
そのあとも1億2千万を要求する脅迫状が届く。このときも場所をたらい回しにされ、結局犯人は現れじまい。
そして次に来るのが、3億円の脅迫状だった。ここで何としても…と思うが、ここで何故か、寝屋川アベック襲撃事件が起こり、事件は思いがけない方向に走り出していく。
to be continued…