アメリカとイギリスって違うのね~とミステリーを通じて知る

2013-11-02 21:00:00 | 日記風
 なんとなく同じ英語圏ということで、同じ気がしていたし、両国とも関心があるかと言えば、なかったので、考えもしなかったが、かなり違うらしい。

 イギリスの方が歴史が深い。そこでまず違う。

 気質も違う。アメリカはご存知の通り人種のるつぼの国、イギリスは規則正しいというか、秩序がある国。

 英語もかなり違う…どこが違うかそれ以上は聞いてはいけない。

 ただ共通項と言えば、イギリスが演劇の国で、アメリカはハリウッド、ブロードウエイを抱える芝居の国だというところだろうか。

 イギリスは切り裂きジャック事件から125年で湧いているらしい。
 アメリカはJFKの暗殺から50年で湧いている。

 両国ともミステリーのネタには欠かない年を迎えている。

 と言ってもアメリカの方が明らかに事件性の多い死が多いわけだが。



 刑事というものが生まれたのもイギリスらしい。

 しかしアメリカの方が明らかに陰謀好きだ。大統領の暗殺でもかつてのリンカーンを含め、舞台装置に凝った暗殺をしている。影でこそっとということがない。

 イギリスは、諜報大好き、007の国だものね。

 そういう意味で両国ともミステリーは幅を利かせている。

 突然ミステリーを見てたらそんなお勉強することになってしまった。

 でも両国ともあんまり関心ないかなーという気に変わりはない。

ラスベガスのVIPパスは危ない手口

2013-11-02 19:04:20 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 カジノが目当てで訪れる人が多いラスベガス。
 ここでは素晴らしいショーも見どころの1つになっている。

 ホテルの前では無料で決まった時間に短いショーが繰り広げられるが、無料でいいのか?と思うほど質のいい華やかなものだ。

 しかし、ここはマフィアが作った所、やはり観光客の財布を狙った罠があちこちにある。

 人々はカジノで1発儲けることを夢見る。

 どこでもどんな賭博でも、胴元が勝つようにできている。

 そして詐欺もまた人々の懐を狙う。

 VIPパスというのがある。特典がつくと街にいる者から売りつけられる。

 VIPというだけで、特別な響きだ。

 甘い誘惑に酔うがこれを買っても何かあるかと言えば…。

 カジノへ行っても一般客より並ぶ。特典もなんだか嘘。…詐欺に遭っていると気付く。

 これは週末用、平日用、水~土用とあるらしい。

 売っている人間は流通役と呼ばれる者から1箱6000枚で買う。そしてそれをさばいていく。
 彼らは隙間産業とも言うべき、集金処理のおこぼれでVIPパスを売り、生きているのだ。

 詐欺だ。

 しかし、きちんとしたクラブの名前の入っているもので偽物というわけではない。
 出すクラブなどは1年間で3800万は観光客が来るわけだから、そこまで管理をしていられないらしい。

 このVIPパスを売っても、売る者にはリベートとして1枚だったか1箱(6000枚入り)だったかでに3ドルしか入らない。多くても10数ドルが入るだけだ。1週間で20万枚は売らないと収入と言うほどにはならない。これくらい売れて初めて通りでの「顔」になるらしい。

 このVIPパスなどには転売禁止と書かれているが、これを見ない方が悪いということになる。

 最終的に儲けているのはクラブだけという仕組みになるらしい。



 カジノやクラブに入る場合、客を見て、早く入れるか待たせるか…大金を落として行くか、そうでもないかを見分けるのが、ドアマンになる。

 彼らによれば、ボトルを入れて音楽を聴けば早く入れるという。
 でもそのウオッカは350ドルはする。

 ドアマンによると、チップで優遇してもらう手もあるらしい。

 3000ドルは払うそうだ。週末の給料が出る時だと、4万5千ドル、多いものは13万ドルを出す客もいるそうだ。

 時に100万ドルをチップで儲ける。

 まさしくこの街に住む者は金銭で動き、勝者と敗者に別れて行く。

 
 あくまで観光客に見抜く目がないとダメなのだ。



 じゃ、全く勝てないかというと、そうでもない。

 美女を連れて行くと、それですぐに通されたりするそうだ。
 美女がいるとそれだけで、他の客を引けるからあちらにとっても好条件の客になる。

 また、カジノで儲けようと思えば、カードカウンティングをすればいい。

 カードを覚えて行くやり方で、数学の才がいるものらしい。よほど熟練したものでないとこれはできないらしい。

 ブラックジャックなどで使われれるが、これは21に近い方が勝ちとなる。
 だから、おおよそのやり方は手元に来たカードの内8,9等は無視し、大きいカードは1としてたし、小さいカードは1として引くらしい。

 この計算をしていき、手元に小さなカードしか残らなかった時は引く。大きなカードが残れば勝負に出るという方法らしいが、実際、やると、頭が混乱するだけで、やはり熟練者ではないとできない。

 カジノでこれをやる時、戦うのは、カードではなくディーラーであり、不正がないかどうかを見抜くためにいる監視役に見守られてだ。

 大勝してる者がいれば、当然監視がきつくなる。それを誤魔化して切りぬけるのは並大抵のことではないらしい。1歩間違ったら、危ない客として、あちらから出入り禁止にしてくれる。
 

 疲れて帰ろうとしてタクシーに乗ってもタクシーはわざわざも景色のいい所を遠回りしてくれる。料金は当然かさむ。

 いかに客に金銭を落とさせるか、全ての者が考えている街、それがラスベガスのようだ。