私も数年前初めて知った軍艦島というところ。
長崎の端島で、ファンは多いらしい。
明治時代はここが産業革命の遺産として注目が集まり、人々も多く住んでいたようだ。
一時は入れなかったらしいけど、ツアーができて入れるようになって初めて知った。
これが、ユネスコの世界文化遺産に推薦が決まったそうだ。
来年2月1日までに正式に推薦状をユネスコに出す。
ここには驚くほど多くの建築物が残っている。
軍艦島は海底炭鉱の島として栄え、1960年代には5300人前後の人が住んでいた炭鉱の島だ。
この5300人という数字は現在の東京都の約9倍の密度だそうだ。
凄い、詰まってる。でも石油の時代が到来すると、閉山され、40年は無人島となってしまう。
それが功をなして建物が残ったのかもしれない。
ここを訪れる観光客は40万人にたっしたそうだ。
でも文化遺産のハードルは高い。
まず島の地形を維持すること、そして建物の保存、設備に多くの費用がいる。建物類をそのまま保存するにはどれくらいかかるか前例がないから、全く判らない状態らしい。
富士山の時も大変でしたよね~。
これからここも文化遺産との対決が始まることになる。