今更ながらですが、テレビで放送していて、最終回をもう1度見たらいろんな思いが湧きおこって来た。
でも、シーズン7まで行ってどうしてああいう最終回になったかはやっぱり謎だ。もう絶対続編はないぞという終わり方なのかもしれないが…と言って作ることも多々あるわけだけど…不思議な終わり方だ。
でも時間を置いてまた見たら何が言いたかったのか、もう少し判った気がする。
そしてふと、あの頃の役者さん達はどうしているのだろうと思いを巡らせた。
主役、アリソン
パトリシア・アークエットなんかは気にならない。
いい大人ですから、それなりにやっているだろうと…。
子役の子たちですね、気になるのは。
長女・アリエルを演じていた
ソフィア・ヴァジリーヴァは20代に突入し、それなりのキャリアを積んでいるのかな。あの当時の出た作品くらいしか今のところ判らないけど。他の闘病記で有名な女優さんの娘役も演じていたらしい。
それに英語はもちろんのこと、ロシア語、フランス語、もしかしたら今はスペイン語もできるらしい。
国際派も夢じゃない状態だ。
次女のブリジット
マリア・ラークはロシア系のアメリカ人なのかしら。ロシア人というような記述もあるけど…どちらにしろティーンエイジャーに突入しているだろう。
日本のネットでは調べきれず、わざわざ米国圏のページまで飛んで調べてみたが、今の様子は判らない。
目立った活躍をしてないだけなのか、そもそも活動事態をしていないのか。
ここまで調べたら3女・マリーを調べる気力は無くなった。
ただ、この次女、3女役の子役はこの作品が初めてのドラマ出演らしい。…名前のあるちゃんとした役という意味かもしれないが…。
6年関わって来たわけだから、これから先の人生にも影響していくだろう。
そう思うと大人より、この子たちの方がどうしてるんだろうと、の親戚のおばちゃんみたいに心配になってしまう。
子役としていい思い出として終わらせるのか、本格的に目指すのか。
正直、売れる子、将来性がある子は作品に出てる最中から次のオファーがかかったりして異例の抜擢なんてこともある。
ないって、いうのは、きついということだ。
それに6年もその役を演じちゃうと、特に子役の場合は色が付きすぎて、難しいこともあるんじゃないかと思う。
日本じゃ、今はこういう例がないから、比較のしようがない。
違う世界でも元気にすくすく育ってくれてばそれでいいとしよう。
よくあっちは、長期撮影の場合、子役で幼い子を使う時は最初から双子を使って、片方がむずがったらもう片方を使って撮影を続けるというが、この作品のマリー役がそうだったらしい。
マリーが2人いるでしょ。
長いから、これが特に印象に残ってる話というのは…それでも2つしかないな。文化の違いを感じた話と万国共通の母子愛を感じた話だけだ。
シンシア・キ―ナ(
訂正:アンジェリカ・ヒューストンは役者さんの名前だった。逆になってた↓確認したのに…)を演じたアンジェリカ・ヒューストンの顛末だ。
シーズン4あたりなんだけど、前シーズンでアリソンに霊能力があることが記者にすっぱ抜かれて、検事局に戻れない、夫のジョーも同時に失業状態になったとき、現れるのが、このシンシアという民間で人探しをしてるエージェントが個人的にアリソンを雇い、家計を救ってくれる。
けれど、何故彼女がこの仕事をしているかが判る、多分「母の涙」の2話連続のところだ。
かつて自分の娘・スージーを拉致され、見つからない。仕事の合間に見つけにアリソンが住むフェニックスに来ていたという設定だ。
アリソンの力を借りてスージーが家から対して遠くないところに監禁されていたということを知り、遊び半分で一緒に被害者の振りをした少女が、また同じように他の少女と、一緒に被害者の振りをして監禁させる。
こっちは助かるんだけど、シンシアの娘は…。
そのとき、シングルマザーで生活していくだけで大変で、たった3歳の娘が保育園でいじめられてると言っても、戦えとしか言えなかった。本当は助けてやるべきだったと母は全てを知り後悔にさいなまれる。
今からでも遅くないと、自分が娘を守ろうとする…それを夢に見たアリソンがそこへやってきて、遊び半分で他の少女達を男を使い拉致していた少女に、正義の、娘・スージーを守るための鉄拳を振り降ろしに行き、茫然と玄関先に座っているシンシアがいる。アリソンが、何をしたの…と聞き、全てを知りそっと手を握り締める。
そのストーリーが痛いほど、切ない。
母の愛なんだよ。
1人で娘を育ててきた、それまで怖ーい気の強さを発揮していた鬼キャラだった女が、突然生身のただの母親に戻ってしまう。
でも、この陰で、全てを知り、遊び半分でそういうことをしていた少女の母親も泣くことになるんだろうなと思うと…それぞれの母の愛と哀しみの連鎖を感じて、凄い切ない話だった。
まあそんなことを改めて感じてしまって、家族を持つって大変だけど、楽しいことを探してそれを数えて、家族を持つべきなのかなと私に思わせてくれる作品であった。
ビデオを見ればまたいつでも会えるディボア家…でも長いシリーズが終了するのは切ないね。