老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

生きていて幸せか。

2025-01-25 13:37:07 | 老人日記


食卓に座った私の席から見えるベランダ。
パンジーが花盛り。

食卓からの視線の先に合わせてガーデニングをしている。
食事をやりながら、お茶をしながら、見て満足orちょっとおかしいぞ云々、、、
鉢を置き換えたり花の位置変えたりとそれなりに楽しんでいることは否めない。

少し、昼酒を呑む。
やっていられない81才の人生。

生きている、いや生かされている疑問。
罰当たりだと思う。

死の恐怖はいつも身の内に首を出す。
そして、同年代の人々はどう考えているかと言う事に思いを馳せる。


   
妙な事を考えずに、のっぽんぽんぽに生きているか。
幸せ者だな。

しかし大半の人が、棺桶に足を入れる歳に近くになって、人生とは死だとは考えない。
なるようにしかならぬのが人生だと達観をしているだろうな~。
それが普通だ!

          

今、我が家にさいている唯一の花。
ヒマラヤユキノシタ。
少しだけ、健気に咲いてくれている。
些細なこのような事に幸を見い出し、愚痴はさておいて生きようぞ。!!!

     
     🌺     冬うらら棟上げの餅配りをり

田舎では大大的に棟上げの行事が行われている。
餅を投げるにではなく、子供に餅やお菓子を配っているのが見えた。

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うどんの国の金色蹴鞠

2025-01-24 19:43:02 | 迷えるシニア
  

              

  自分が思っていたよりも長く冬籠りの生活をやっていたみたいだ。

散歩の途中に、このように可愛いいマンホオールの蓋が設置をされていた。

家に帰って、夫に話すと、もう一か月も以上も前からあったよ、、と言われた。
     
        

一か月以上も以上も、この道を歩いていなかったとは自分でも驚きだ。
暖かい昼さがりウラウラと陽気に誘われて、歩いて買い物に行った。

       

ナナちゃんと言うワンコに逢って頭をなでなでとする。
話かける。じっと私を見上げる。可愛いい。
おとなしい10才のワンコちゃんは、身体に触れても頭をなぜても私の思いのまま。


     🍁    寒夕焼生暖かき犬の舌

     🍃    蹴っ飛ばす吹きだまりある冬落葉 






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着ぶくれ

2025-01-20 10:55:01 | 老人日記
    
        

着膨れて、老が老を重ね、客観的に見てもおかしいだろう。
そう思いつつ、今日も着膨れをして、もごもごとした動きをしている。

セーターを着、その上から羽毛のベストを羽織り、この丈長で大き目の上着を着る。
(グレーに見えるが、薄い緑色がかかっている。)
これで寒さから耐えることができる。

まんまるになった老人の姿は滑稽にうつる。

外出をする時は胸に手造りのブローチを飾る。

おしゃれより寒さからの対策に身をやつしている昨今。
厚手のウール混じりのこの布は洗濯もできる。
同じ布の色違いで、あと四枚も持っている。
まことに重宝のできる割烹着兼、上着である。

物忘れがひどく、何をするにも時間がかかり、おたおたよたよたと腰の曲がった自分を見るにつけ哀しい。まことに辛い。

ちょと自嘲気味の我。
(二十日三十日5パーセントオフ)の宣伝文句に誘われて、今から買い物に行く。
3パーセントオフのオーナーカードと合わせて8パセントの割引は老人生活の身には助かる。

みみっちいが、生活はこれの積み重ね。
ああ、、さみしいな!

     👚     着ぶくれて物指でかく背中なる

     👖     志ざしてふ言葉忘れ冬籠


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大寒と言うにこの暖かさ

2025-01-19 12:02:37 | 老人日記
                                                                                        
テラスに出て、ほんに小さい鉢や寄せ植えの世話。
本当に風も無く、寒がりの私にとってのガーデニング日和と言おうか。

今日のさぬき市は13度。
暖かい、ほんとうに大寒はどこの話でしょう。



    
        

大きく、はなかなかなあらぬが   元気なオリーブの木。
春には小さな花が咲く。      
          
       
花の名前を忘れるのは健忘症or認知症。
花の名前が出てこない。
マーケットで手当たり次第にてに入れた花々。
綺麗に根づけば、鉢にあふれるほどになるだろう。
      
                     

継ぎ足しの花と変わった種類を買いにゆかなくっちゃ!

       

花の肥料も少しづつ混ぜ込みながら一応 植えてみた。

                   
                                                 

パンジーの名前は判る。

       

       
パンジーは一番に手軽で、沢山植えると華やかさを感じることができるお手軽商品だ。

       


前からある寄せ植え。
丈夫で紅い実を付けてくれる貴重な鉢植えである。
メインの主は隠れみの。
大切に扱いなくてはならぬ物。

          

「冬来たりなば春遠からじ」

目の手術がうまくいって、ほんとうの春が来ますように!



     🌺    大寒ては名のみセーターで足る日和


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山峡のカメリア温泉

2025-01-15 11:43:21 | 老人日記
         

山峡にある風呂に。
お天気も良し。

椿の花が咲いているかと期待をしていたが、、、、

    

浴場の施設内のテーブルに飾られた花のみ。
少し、花の時期には早かったらしい。


カメリア温泉と呼ばれ、付近には椿の花が咲くことで名前が知れている。

道中も、温泉場の近くも紅い椿が咲くと気分はルンルン。
少し遠いのが難がけれど。
一時間以上かかかるもんな。。

前の家からだと、もう少し近かったから頻繫に利用をしたのだけれど。

        

薪ストーブが燃えていて、入湯のお客さんが、三々五々と、施設内の食事処に居たり、静かに新聞を繰って過ごしている。


全く!
風呂に行くのにタオルを忘れている。おおきなバスタオルはっちゃんと用意。
下着も持って来ていない。
 
入浴中は、お湯の中から首を出してゆっくりと時間を過ごした。
タオルも無いので湯の中で時間をつぶすのみ、、、、
つるっとしたお湯が気持ち良い。
入浴中のお客さんは十人くらい。どの方も、私と同年齢か、もう少しお年をめしていて、田舎の出身らしく、それなりに衰えぬ筋肉の持ち主の方が多い。


印象に残ったのは小さい小さいお猿さん。

湯治場の帰り。
車の前に飛び出してきた。
前に進もうか後ろに戻ろうか思案をしている様子が可愛いい。

この辺りでお猿さんに出合うなんて初めてだ。
くりくりした大きな丸い目が印象深かかった。

どこへ行っても失敗ばかりで目の離せぬ婆の私。

椿が咲いていれば良いのに! 


      🔥    スートーブの薪はぜる悶つづく       

      🌺    虎落笛紅いカメリア橋渡る
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