![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/a6/e4885221824d264b6e7ce5ac8868a081.jpg)
渋柿を30個剥いた。
何日かすると、毎日、まだ硬い柿の実をつまむ。
つまむと柿は飴色に柔らかくなる。
甘くなれ甘くなれと言いながら、、、つまむのだ。
すると20日もすると柿は乾いて甘くなる
今日は、30個も剥くと、それなりに肩が凝った。
亡くなった母の事も思い出しながらの作業。
白いいエプロンに渋が付くと黒い染みとなる。
そんなこんな母恋の柿剥きだった。
実家の二階の窓には、そう柿簾が。
私のおやつに、さてさて母は食べたのかしら?などと思う。
田舎の家は我が家にかかわらず、どの家にも柿簾があった。
ふる里のいま時分の原風景だ。
@ 柿を吊る古人の叡知讃へつつ
@ 柿簾見上げゐる吉野建
@ 柿簾二階の窓をみな塞ぎ