老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

想い出の、、、花、、、

2023-04-11 02:39:26 | 老人日記
     

             

散歩に。
中級の河川の土手道を行く。
春風がここち良い。

堤の下の工場の庭に咲いていたのがライラック。

  

           

土手を降りて、初めての町内を歩いていて、家の庭に咲いていたのがルピナス。

ライラックもルピナスも昨今では良く目にする花だ。

もう40年も昔になるだろう。
両方の花は、始めての北海道を旅した時に目にした花々だ。

南国では珍しい花だった。

寒い地方でしか咲かない花信じてだといた。

(俳句の会で北海道の人とお知りあいになった。吟行をしていて柿の花を目にし、この木に咲いている花は?と聞かれた。柿の花と答えると、北海道に柿の木は無いと、、、。その頃は私も林檎の花は見たことがなかった。
そんな時代、ほんの40年前が。
狭いようで広い日本と感じた事だった。)

北海道は6~7回、旅をした。
杖をついて歩くようになり、昔の元気な時に旅をしていて本当に良かったと思う。
今だと一日旅にも行けない。
恥ずかしいが、尿意や便意に気を配わなければならぬ。
連れ合いや息子の車以外は電車もバスも利用ができぬ。

(笑えば笑え。
私のようになり初めて、老いの哀しみが、そうだったと理解ができるのだ。)

せいぜいお天気の良い日は、不審者と思われても、近くて遠い町内の初めての道を歩くんだ。

     🐦     風光る蛇行の大河銀色に

     🐦     リラの花ベレー帽子の老夫人

     🐦     珍客は二頭の蝶々ベランダに

     







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