老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

寝てばかり

2016-05-26 11:54:00 | 俳句
     🐢   小さき手に蛍いつかは恋する手


     

今より若い 姫。
私が齢を重ねるように、猫も歳を重ねるとは思わなかった、うかつ者の私であった。

   

写真を比べると一目瞭然。こんなに 姫 は老けている。
私が掃除機をかけていると、机の上に寝っころがって、私のやることを、じっと見ている。起きている間は私の後を追って、いつも傍にいる。

今朝も、畳の上に食べた物を吐いていた。
毎日、毎日吐いている。
フローリングの上に吐くと、後の始末は簡単であるが、畳、絨毯の上だと後始末が大変である。
猫に、吐く場所を良く考えて、、と言っても無理である。
十五才以上の消化の良い餌を与えているのだけれど、多分、年齢的なものと、胃拡張になっているのか、それとも食い癌か、一日中食べているか、寝ているかどちらかである。

可愛いい猫のことである。
ついつい、愛情のはき違えをしている、我々夫婦は猫におねだりをされると、猫の言いなりになって餌を与えてしまう。


   🍇   紅蜀葵舟の出払ふ漁師町

   🍇   腥き猫の口もと梅雨に入る

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