老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

サンポート へ吟行

2016-03-29 17:37:21 | 俳句
瀬戸内海芸術祭が、香川県と、岡山県で始まっている。
今回で、四回目か?
サンポートへ、少しだけでもと、見に行く。
     

午前中は青い空が見えていたのだけれど、いつの間にか霞のかかった、空模様となった。      
とりあえず、プロームナードデッキを赤灯台まで歩く。
赤い燈台はガラスブロックで出来いて、夜になり灯が点れば、燈台の全体が赤く輝く。
船で岡山からの帰路、この灯りを見ると旅の終わりを感じ、ほっとする。

犬と散歩をしている人とすれ違う。
殿 はここが好きで、良く連れて来た。三匹の犬を見ると、殿 のことを想い出して淋しく、哀しくなる。       

   🍒  海おぼろ埠頭を犬と駆けしこと

   🍒  燕飛ぶ女木島行きのアナウンス  

       

港のレストランのテラスでお茶を飲んでいる人達が。

   🍒  カフェテラスに赤い自転車うららけし

   🍒  玉藻もよし水城かぎろふ舟の舳    

        

芸術祭が始まっているわりには、人出が少ない。
船が満員で、乗れない人でごったがえしていた、前回の港の光景が嘘のようである。今日だけかも知れないが、春休み中にしては、閑散としている。

      

マンネリ化して魅力が無なくなったのか。
四月に ITサミット が開かれるので、今日もサンポートビルで火災訓練が行われていた。


   🍒   消防訓練の音鳴り響く朧かな

   🍒   大き口開けるフェリーへ遍路バス

   🍒   春日傘傾げ港で待ち合はす

   🍒   春落葉埠頭を吹かれゆきにけり

   🍒   潮の目を飯蛸獲りの舟早し    
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