大阪水曜ほっと集談会一世です。
今日も朝5時におきて珈琲を飲みながらこのブログを書いている。
以前は、毎朝コーヒショップに行っていたが、コロナで控えている。
侮るべからず、恐るべしインスタント式ドリップ珈琲は、貧乏人には最高である。
さて、最近「うつ病治療常識が変わる!」というNHKスペシャルを文庫化した本を読んだ。
2013年初版なので、当時と状況は随分変わっていると思う。
2020年うつ病患者は100万人を突破した。
もはや、だれでも罹患する病である。
コロナの自粛生活で遮断された結果更に増え続けているに違いない。
わたしは、医療関係者でも臨床心理士でもないが、10代から心の問題に関心を抱きつづけてきた人間である。
「うつ病治療常識が変わる!」の中で回復された体験者の若い女性の言葉が印象に残った。
病気っていうのは、自分が治すものなんだってことがわからなかったんですよ。
わたしは、ずっと先生が治すものだと思っていたんですけど、朝起きて、昼間過ごして、夜寝てっていう当たり前の生活をしていくうちに、癌とか、手術をしなければ治らない病気ではないわけだから、結局は自分次第なんだっていうことが、なんかわかったんですよ。
小さいことの積み重ねだったんですね。
横になれば治ると思って寝ていたんですけど、横になっても結局治らなったんですよ。
そうじゃなくて、つらくても、いろんな生活をそのまま変えずに続けていくことで良くなっていったんです。
専門家によるとうつ病と神経質症は違うと言われるかもしれませんが、基本は同じ気がしました。
いづれにせよ生活を整えることは心の健康に良いはずです。
皆さんはどう思われますか?
念のためこの本の趣旨は決して薬を否定するものではありません。
治療には、段階がありますので。
2020・2・6 一世