親の恩・師の恩は、物をわきまえ、道を知るに至って後、はじめてそれがこよなく貴いものなのだと、知るのであるらしい。
「現代に生きる森田正馬のことば」より一部抜粋
どこから見ても超親父の大阪水曜ほっと集談会一世です。
どこかで聞いたフレーズであるが、最近つくづく親父はつらいよ!と思う。(泣)
若い頃何かあれば屁理屈を言って親父とぶつかっていた自分が恥ずかしい。
親父は、その都度感情を荒立てることなく、壁になってくれていたのだと今では感謝している。
私は、今年80歳で正社員でがんばっている親父が大好きである。
さて因果応報であるが、最近娘の私への風当たりがきつい。
スーパー台風並みである。
今月の集談会までもう少しなので何とか耐え忍びたい。(超泣)
考えてみれば親父は普段はいつも除け者である。
親父が帰ってくると潮が引いたように娘が自室にこもる。
籠るのは、コロナ対策だけにしてほしい。
しかし、子供の進路相談や学校からの呼び出し、冠婚葬祭事など、ここ一番の重大な局面では常に親父が最前線に押し出される。
いつも背水の陣の只中である。
どう考えても損な役であり、辛い存在である。
職場においても会社のIT化の波についていけず、今までの経験値は役に立たない。
生まれた時からパソコンのあった若い世代に教えを乞うと白い目で見られる。
そんな私であるが最近若い社員が仕事で落ち込んだ時だけは、「ちょっと話を聴いてください」と言われることが多い。
ああ、親父はつらいよ!
2020・2・4 一世