
大阪水曜ほっと集談会一世です。
今日のブログのタイトルは尊敬しているやなせたかしさんからいただきました。
※「人間は欠点のない人を好きにはなりませんよ」
やなさんはなぜアンパンマンが子供達に愛されるのか?その秘密について弱いヒーローだからということを言われています。
子供達の世界にもいじめや不安など様々な葛藤があるのでしょう。
それを子供達は敏感に感じ取りアンパンマンの中にそれを投影してるのかもしれませんね。
さて20代の若い頃緊張して声が震えたり、赤くなったり噛んでしまったりする自分が許せないということがありました。
あれから40年今は、ど厚かましい自分が許せませんが。(笑)
現代でもそういう悩みを持っている若い人たちはかなり多いと思います。
イコール 嫌われるのではないかという思い込みです。
今還暦になって思うことは、そのような人間らしい感情や振る舞いに対してとても共感しむしろ 魅力的だとさえ思えるのです。
自分の弱さや欠点を隠すために人や社会を拒絶することはとても残念なことです
是非今の10代20代30代の若い人たちにあえて 傷ついても良いので 社会と関わってほしいと思います。
その一歩として集談会を大いに利用していただきたいのです。
集談会は失敗を失敗と受け止めない場所です。
いやそうありたいと願って私は運営しています。
私もそうやって人生をスタートさせました。
集談会で経験させていただいた親睦会での司会や年長者の人との交流はその後社会人になってとても私を助けてくれました。
もちろん集談会と現実社会は全く違いますが、職場で傷ついても受け入れてもらえる場所があるということはとても心強いことです。
素直に自分の弱さを出しても良い場所が集談会であると思いたい私です。
今日の森田博士の言葉
赤面恐怖やその他の 神経質で治りにくいような人は、早く全治した人を見るとそれにあやかるということをしないで、ひねくれてそねむようなことが多い。
自分勝手な理屈をつけ 、独りでひねくれて治療に反抗し、わざわざ 自分で治らなくしてしまう。
2023.4.16 一世
※やなせたかし氏著 「明日を開く言葉」より抜粋 PHP文庫