大阪水曜ほっと集談会一世です。
ところで一体人からよく思われたいという思いからどれほど時間と労力と財力を費やしてきたのだろうかと自問自答しています。
失礼しました。
財力はもともとございませんので嘘です。(笑)
私の行動の動機付けには常に本心というより強迫観念が潜んでいたと感じています。
しかし 人間は変われるのです。
今は悪い言葉を使いますが、お金は自分のために使う、馬鹿と症状は相手にしない。
世の中には初めから好かれることを捨てている人がいますが、別にうらやましくもありません。
また本当に自分のことしか考えられない人間がいるのも事実です。
先日もつまらない肩書きを盾につまらないことを言う輩がいて「それがどうした!」と一喝してやりました。
人は色々言うけれど、珈琲一杯奢ってくれるわけではありません。
人の言動に大切な自分の人生を支配させない 、それがたとえ大切な家族や友人であったとしても、今は静かに そのような思いでおります。
アドラーの教えを説いた「嫌われる勇気 」の中には「我々は他者の期待を満たすために生きているのではない、他者の期待など満たす必要はない。」と書かれています。
横並びを美徳とする日本人には衝撃ですね。
どう思われても気にかけない厚かましさは嫌いですが、人の思惑ばかり考えて自分のやりたいことをやらない人生も嫌ですね。
森田 博士はこのように述べられています 。
「自分の心の事実をありのままに虚偽なしに正しく認識することのできるのを自覚と言います。」
2023.4.27 一世