大阪水曜ほっと集談会一世です。
今日は朝から激しい雨が降っています。
雨が降るとなぜか心が落ち着いて柔らかい気持ちになります。
若い時は雨が嫌でした。
特に出勤前は嫌な上司やプレッシャーのかかる仕事が浮かんできてとても辛かったです。
昨日も雨ではありましたが、有名なお寺を巡り、京都で1日遊んでいました。
以前と違うのは思いついたらすぐに何らかの行動に移せるようになりました。
そしてその行動について 価値判断をしなくなりました。
以前はどのような行動しても常に自分に反省を強いていました。
森田博士は人生観が変われば 決して再発することはないと言われています。
では 人生観とは何でしょうか?
自然現象1つとっても若い頃とは、見方が変わりました。
神経質性格に対する正しい認識、世の中の事実、自然界の事実を知るということでしょうか?
私にも人生観の変化が訪れている気がしています。
以前この神経質性格がマイナスであると感じていましたが、今は宝物のように感じています。
できれば この神経質性格を温存し死ぬまでビクビク、ハラハラ生きていきたいと感じております。
最近アルフレッド・アドラー(Alfred Adler)の説くアドラー心理学について学んでいます。
表現こそ違いますが森田療法と、とても近いものを感じています。
私は悩み苦しみについて、今このように考えるようにしています。
例えば 緊張して人間関係がうまくいかないという悩みに対して森田療法ではこのように解釈する 、認知行動療法ではこう対処する、アドラー心理学ではこのように解釈する、仏教ではこう認識する。
そのような 幅の広い立体的な見方ができればと常々感じています。
答えは1つではないのです。
2023.4.26 一世