大阪水曜ほっと集談会一世です。
神経質者は社会的には、圧倒的に少数派であると思う私です。
2023年日本の人口は1億2千249万人と言われています。
そのなかでNPO法人生活の発見会の会員は現在2千人にも満たないのです。
横並びを重視するこの国に於いてどうしても、生きづらさを感じてしまう私です。
ところで一人だと慎重で理性的な人物であっても、集団化するとリスクの高い判断をしやすくなる現象を社会心理学では、リスキーシフトと呼ぶそうです。
以前に協調性という名の悪魔というタイトルでブログを書きました。
その思いは今も変わっていません。
自助グループにおいて特に気を付けたいのは、〇〇委員会などにおける多数決という名の横暴です。
私自身も正直、かなり嫌な思いをしたことがあります。
ほとんど前向きな発想に至らないことが多いのです。
一般社会ではこのような犯人捜しのような採決は至る所にあります。
しかしながら自助グループにこれを持ち込むと不健全ですね。
そもそも議論したりする場所ではありません。
神経質者の生真面目さは状況によっては、臨機応変さを欠き組織そのものを硬直化させる危険を伴うと感じることがあります。
やがて組織としての動脈硬化が生じ、本来の共感する喜びが失われると考えるのは杞憂でしょうか?
今日の森田博士の言葉
もし単に自分が治ったというだけで、犠牲心が発動せず、自分の打ち明け話が恥ずかしいとか、人に知られては損害になるとかいう風では、まだその人は小我に偏執し、自己中心的であって、本当に神経質が全治しているのではない。
2023.4.6 一世