大阪水曜ほっと集談会一世です。
今日は朝から激しい雨です。
桜が散るのは残念ですが、雨になると心が軽くなる私です。
さて、還暦を境いに人生が一変したように感じています。
一言で言いますと心が柔らかくなった気がするのです。
また自然界の様々な営みが生き生きと心に入ってくるのです。
神経質症で苦しんでおられる私より若い皆さんに言いたいのです。
神経質者は60代からが最高です。
さて昨日メンタルヘルス岡本記念財団の「心の健康セミナー」のYouTube動画を視聴させていただきました。
今回は抑鬱についての※北西憲二先生へのQ&A形式のインタビューがその内容でした。
勝手に要約しますが、「抑鬱はこうあるべきであるという発想から柔軟な行動がとれなくなり行きづまった結果、今までの生き方を見直す警告であり、貴重な感情体験である」とのお話にとても共感させていただきました。
私自身抑鬱とは極めて人間らしい感情であり、人生の最大のギフトであったと感じています。
そういえば、猫が落ち込んでいるのはあまり見たことがありませんね。
抑鬱や高齢者などをネガティブにイメージさせる報道やSNSに惑わされてはいけません。
事実は必ずしもそうではありません。
抑鬱ほど生きていることを実感させる感情体験はないのです。
2023.4.7 一世
※北西 憲二先生 森田療法研究所所長・北西クリニック院長