「大阪水曜ほっと集談会」公式ブログ

3月19日(水)14時~・3月18日(火)20時~(ZOOM)にてリモート集談会を開催します

森田博士の誕生日?

2021年01月18日 04時41分10秒 | コラム 

大阪水曜ほっと集談会一世です。

本日は森田療法の創始者森田正馬先生の誕生日です。

1874年1月18日森田先生は、高知県にて誕生されました。

森田先生は、当時神経が衰弱した状態でこれを病気とみなし神経衰弱と呼ばれていた症状をとらわれという心理的メカニズムとして解明し神経質性格と名付けられました。

神経質性格とは内向的、自己内省的、心配性、完全主義、執着性などを特徴とする性格素質を指します。

もし、森田先生がおられなければこの宝物のような性格を有する私たちは、この性格を活かす術もなく、自己実現や社会貢献も出来なかったかもしれません。

もし森田先生が生きておられたら、今世界が分断と利己主義に偏り、寄り添い感が欠如している現状をどのように語り、表現されたでしょうか。




2020・1・18 一世


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震災の日に思う。

2021年01月17日 06時48分55秒 | コラム 

 

亡くなった方々のぶんも 毎日を 大切に 生きてゆこう
傷ついた神戸を もとの姿にもどそう 
支えあう心と 明日への 希望を胸に響きわたれ ぼくたちの歌
生まれ変わる 神戸のまちに届けたい  わたしたちの歌

しあわせ 運べるように 

【しあわせ運べるように(神戸オリジナルバージョン)】より抜粋
 作詞・作曲 臼井 真 氏


大阪水曜ほっと集談会一世です。

1995年1月17日午前5時46分、あの日激しい揺れで飛び起きた私はテレビに映し出された光景に釘付けになった。

高速道路が倒れ、青春時代を過ごした神戸が一瞬で火の海になっていた。

信じがたい光景であった。

今日は阪神・淡路大震災の起こった日である。

震災の語り部の方の言葉は重い。

※なぜ自分でなく息子が亡くならねばならなかったのか?

※一人でも語り続け、頑張る限り震災の風化はない。

誰もがあの日、あの時心身ともに傷つき多くの時間を要しながらも街は再生、復活した。

神経質症の苦しみも森田療法により時間は要するが必ず状況は変化し、笑顔で話せる日が来ることを信じてほしい。

がんばろう!1・17 がんばろう神戸!

2020・1・17 一世

 


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ああ、勘違い!

2021年01月16日 23時28分53秒 | コラム 

大阪水曜ほっと集談会一世です。

最近私は森田先生の自覚と悟りへの道を読み返している。

当初わたしは、森田療法の目指す処を行動による成果、世間基準に合わせる努力、自己中心を改め協調性を養うなどのキーワードで考えていた。

この試みは、すべて失敗した。

そうではないのだ。

森田先生は、善人になりなさいとか、努力をしなさいとか、行動して成果を上げなさい、協調性を持ちなさいなどという世間基準的な事は一切言われていない。

一生懸命仕事をすればよいのであれば、何十年も馬車馬のように仕事漬けの日々を送った私などはさしずめ表彰されても良いだろう。

さて、その結果どうなったのか?

サービス残業による過労で企業に利益をもたらし、自分の容量以上の仕事をこなそうとして心身共に疲弊したのが事実である。

更に家族との時間、趣味の時間を奪われ自らを犠牲にしストレスを増幅させた。

その時間は永遠に帰ってこない!

かつて過労死で、就職して2年目で20代の息子さんを亡くされたご両親からお話を聴いたことがあった。

とても優秀な息子さんであった。

ご本人も、ご両親もどんなに無念であった事か!

森田先生は、努力をするのも、ズボラをするのも、それ相当の応報を受ける覚悟でおりさえすれば良いのですと言われている。

ああ、何という勘違い!

冷静な判断を失うほど忙しい職場環境の中で、それはあなたが本当にやらなければならない仕事なのか?

承認欲求を満たすため労働者の権利として与えられている休日や休憩時間を犠牲にしていないか?

本来人間は向上、成長しなければならない存在なのか?

心身のバランスを崩してまで職場の人間関係や家族間の関係性をよくする必要があるのか?

次回の集談会で皆さんに意見を伺うことにしよう!

2021・1・16 一世

 

 

 

 

 

 

 


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兵庫平日森田読書会への感謝!

2021年01月14日 04時19分44秒 | コラム 

 

大阪水曜ほっと集談会一世です。

今こうして出勤前に珈琲を飲みながらブログを書いている時間が、心安らぐ時間です。

1日のうちに10分でもよいので自分と向き合い静かに考える時間を大切にしたい一世です。

さて、昨日は兵庫平日森田読書会にお邪魔しました。

最年少の私はいつも思うのですが、常に私の前を歩いてぉられる人生の先輩方の言葉に新しい発見があり80歳を超えても学ばれている姿に自然と頭が下がります。

会をお世話いただいている支部委員さんには、申し訳なくおもいつつ好き放題な事をしゃべっています。

私が、しょーもないことを喋っても受け流していただける大きな器を感じます。

さて、昨日感銘を受けたのは症状もとらわれも人生の彩(いろどり)という言葉です。

必死のパッチで生きていた2年前までは受け入れられなかった言葉ですが深く考えさせられました。

自分にとって良い体験も苦しい体験も人生のワンシーンとして刺繍のように心に刻まれていく。

そこにはもはや良いも悪いもなく事実だけが残る。

そういえば、私の好きな大河ドラマもピンチや不遇の場面があるので、ドラマとしては面白い。

とらわれとは、ある種の執着で、私たちの人生そのものかもしれません。

発見会は、今再入会が多いという事実も考えされられます。

若い頃自縄自縛の状態から森田の学びにより行動の自由を得た私です。

そして何でもできると森田を離れた時期がありましたが、やがてパニックや抑鬱の落とし穴に!

しかし、発見会のブランクの時期も必要であったと今は思います。

失ってみてわかる事も多いのですが、それも学びでしょうか?

2021・1・14 一世

 

兵庫平日森田読書会

下記をクリックしてください。

https://ameblo.jp/hyougo-morita/

 

 

 

 

 


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成人式に思う

2021年01月12日 08時41分55秒 | コラム 

大阪水曜ほっと集談会一世です。

昨日は成人式でしたね。

振り袖姿のあでやかなお嬢さんを見ながら、私の二十歳の頃を思い出しました。

なんと、成人式の思い出がないのです。

当然ですね。

行っていないのです。

当時読書恐怖という強迫観念から志望したすべての大学受験に失敗し受験浪人の身でした。

せつないですね。

共通一次試験を控えお正月や成人式どころではなかったのです。

読書恐怖について森田先生は、


成績優秀でありたいから、したがって読書の苦痛があるのです。

成績などどうでもよいと思っている人には、読書恐怖のあるはずがありません。

そのような事実を正しく認めさえすれば、もはやそこには強迫観念は成立しないのです。

成績を上げたければ、読書の苦痛は当たり前の事として受け入れてゆくだけであります。


森田先生も、水谷先生も学生時代に読書恐怖を経験されています。

読書恐怖は、優秀であると言われていますが、私一世は残念ながら例外です。(笑)

それでも学ぶことは好きで、多忙な職業の傍ら専修学校を3年かけて卒業しました。

定年後は大学の聴講生になるつもりです。

そういえば、明日は兵庫平日森田読書会さんにオンラインで参加予定です。

2020・1・12 一世

 

 


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