今日は春のお彼岸…夫の両親のお墓参りに行ってきました。
お墓参りの帰り道、いつものように高尾駅で電車を降り、
小仏川沿いの散策路から日影沢へと花散歩♪
画像の整理がつき次第、アップをしていきたいと思っています。
ヤマエンゴサク(山延胡索)
今年は思った以上にたくさんのヤマエンゴサクに会えました(^^♪
( 撮影日:2023年3月21日 )
キバナノアマナ(黄花の甘菜) ユリ科
「高尾山・陣馬山 花ハイキング」には
『肉厚だが柔らかく細長い1枚の葉が地面から生えて、
そのすぐ脇から、2枚の小葉を持つ1本の花茎が経つ。
その花茎には数個の花が咲く』と書かれています。
が…画像ではその特徴を捉えることができておらず、来年の宿題に。。
早春の山麓のごく限られたところでしか見られないそうで、
何人かの方に「キバナノアマナが見られると聞いたのですが、、」と尋ねられました。
他の葉などに紛れ、うっかり見過ごしてしまうそうな花ですが、
淡いクリーム色で俯き加減に咲く花はとても清楚な印象です。
カタクリ(片栗) ユリ科
今年も日影の沢沿いの林道手前の民家に咲いていたのを撮らせていただきました
林道では今まで自生をしているカタクリを見たのはたった1回
今年は見つけることはできませんでした
コチャルメルソウ(小哨吶草) ユキノシタ科
渓流沿いに生えるとあって、沢のすぐそばに群落を作っています
ただ、花と言っても花に見えない姿、
そして7~8ミリ(?)と小さい故に気付かず通り過ぎてしまうこともしばしば…
魚の骨のような飾り(?)を付けたような姿にどうしてなったのか、
神様に聞いてみたい!!花のひとつです
ユリワサビ(百合山葵) アブラナ科
山地の谷沿いや湿気の多い森林中に生える多年草
今回一番多く見ることができた花。。
白色の十字状の花がとても可愛いです
( 撮影日:2022年3月20日 )
3年前の台風による増水でハナネコノメの群生地が流されてしまったのですが、
岩の隙間などでかろうじて生き残っていたのを撮ることができました。
ハナネコノメ(花猫の目)
5ミリほどの小さな花と真っ赤な雄しべの葯がかわいくて美しい、
ネコノメソウの仲間の中で一番の美人さんです
ヨゴレネコノメ(汚れ猫の目)
葉の色が暗緑色から褐色を帯びた色で、
表面に白っぽい斑紋が入るのが特徴です
遠目には泥がはねて汚れたように見えるのですが、
中心の明るめの葉と雄しべの赤い葯とのコントラストが美しい!
シックな色合いが好きです
ネコノメソウ(猫の目草)
全体的に明るめの緑色、
中央付近の葉はやや黄色味を帯び、葯は鮮やかな黄色です
( 撮影日:2022年3月20日 )
高尾山で知られているのは、3月頃から咲き始めるアオイスミレに始まるスミレの種類の多さです。
一番知られているのは高尾で発見命名されたタカオスミレですが、
今回はまだ開花時期には早く見ることはできませんでした。
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今日はアオイスミレやそのほかのスミレの花をご紹介します
アオイスミレ
花色が少し白っぽいのもありました
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ツボスミレ(?)
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ナカバノスミレサイシン(?)
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(?)
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2株しか見かけませんでしたが、なんとも愛らしいスミレ
特徴のある花ですが、調べてもわかりませんでした
どなたか名前を教えてください!!
( 撮影日:2022年3月20日 )
ずいぶんずいぶん、更新をしないまま、いつの間にか桜の季節になってしまいました。
週末には撮影には出かけていたものの、
少々悪化してしまった腰痛で、画像の整理やアップ作業でPCの前に座っているのが辛く…
日が経ってしまいました
でも元気に咲く春の花たちに背中を押され、少しづつアップをしていこうと思っています。
またお付き合いいただければうれしいです。
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今日は高尾駅から小仏川沿いの散策路などで撮った花の中から、ヤマエンゴサクをご紹介
ちょうど咲き初めで、咲いていた株数は多くはありませんでしたが、
微妙な青紫色のグラデーションが美しい、私の大好きな花に出会えました♪
柔らかい丸い葉がとても可愛い
細長い花冠は2センチほど、目が慣れないとうっかり見逃してしまいます
これぞヤマエンゴサクという爽やかな花色と姿♪
落ち葉の中から茎をのばし花を付けています
少しピンクっぽい印象
ヤマエンゴサク(山延胡索) ケシ科キケマン属
( 撮影日:2022年3月20日 )
今日で10/10に撮った日影沢の花たちのご紹介は最後になります。
花の種類は少なかったものの、
タデ科で初めて知ったヤマミゾソバやオオミゾソバなどを撮ることができ大満足でした。
少し時期がずれるだけでも違った花に出会える日影沢は、私には何度でも行きたい場所です。
今日ご紹介する花の中で、いくつか同定ができなかったものがありますが、
もしご存知の方がいらっしゃいましたら、コメントで教えていただけるとうれしいです。
よろしくお願いいたします(^-^)
オカダイコン(丘大根)
バス通り沿いの擁壁下に一株だけ…
今まで見たことの無い花でしたので、とりあえず撮影。
花はちょっとタカサブロウ似♪
自宅で図鑑を調べたところ「ヌマダイコン」ではないかと思ったのですが、
その後ネットで「オカダイコン」という候補も(^-^)
花や葉の様子からはどちらか同定することができませんでしたが、
乾いた所に生えていたので「オカダイコン」としました(^^;
シラネセンキュウ? ヤマゼリ??
日影沢の入り口からいろはの森入口あたりの沢沿いでたくさん見ることができました。
撮っているときは1種類の花だと思っていたので、
特に特徴などを気にせずに帰ってきてしまいました。
さて、花の名前は…となった時に、
同じ時期、日影沢で両方の花が咲いているとわかり「えっ…」
はてさて検索や図鑑などで調べてもはっきりわからず、
画像に両方が混ざっている可能性も。。
来年の宿題とし、2種類の名前を「?」付きで表示させていただきました(^^;
メナモミ
図鑑によれば
「雌ナモミで、雄ナモミに対する名前で、ナモミはナズム(離れずまつわりつく)からきたとする説がある」
と書いてありました。
似た花で「コメナモミ」と言うのがあるそうですが、
茎の毛が長く密生していることからメナモミとしました。
ミツバフウロ?(三葉風露)
葉の様子からミツバフウロではないかと思ったのですが、、、
ツルニンジン(蔓人参) 別名:ジイソブ
根が朝鮮人参に似ているから付いた名そうです。
以前一度見た切り見つけられなかった同じ場所に生えていて
思わず「頑張ってたんだね~」と声に出てしまいました。
たぶんシロヨメナ(白嫁菜)
日影沢沿いの林道、キャンプ場までは車が入るので要注意です
林道の3メートルほど下が日影沢です
黄葉はまだ先です
( 撮影日:2021年10月10日 )
キツリフネ(黄釣船)
山地の湿り気のある所に生える1年草です。
花の後ろに突き出ている距はだらんと垂れ下がっています。
少し色が濃い目なのがありました♪
クビキリギリス??
ボントクタデやアキノウナギツカミと一緒に水辺で…
ツリフネソウ(釣船草)
高さ50~80センチになる1年草。
自宅近くの市民の森でも群生をしていますが、林下で咲いている姿はちょっと寂しげです。
距は下に突き出て渦巻状にになるのがかわいいです。
( 撮影日:2021年10月10日 )
オヤマボクチ(雄山火口)
生えている場所は行く度に確認はしてきたのですが、
咲いているのはたしか初めて見たように思います。
明るい草原に生える多年草、草丈1~1.5メートルになり、
頭花は直径4~5センチもあります。
横から見るとまるで亀の子だわし(^-^)
アズマヤマアザミ(東山薊)
日影沢沿いの林道や沢沿いでたくさん見ることができました。
ノハラアザミなどに比べるととても地味で、咲いているのかこれから咲くのかわからない、、、
私にはちょっと苦手な花です。
でも、アサギマダラには大人気のようです。
ノハラアザミ(野原薊)
オヤマボクチの近くで咲いていました。
花期は9月中旬~10月中旬、花が上向きに咲きます。
( 撮影日:2021年10月10日 )
キハギ(木萩)
見たいと思っていたキハギにバス通り脇の斜面で思いがけず出会うことができました。
花は僅かに黄色味を帯びた白色、旗弁の中央と翼弁が紫紅色です。
咲き初めだったせいか、形も色も整っていて、まるで布で作ったような…美しい姿です。
( 撮影日:2021年10月10日 )
オオヤマハコベ(大山繁縷)
ハコベの仲間の花期はほぼ春ですので、
今回この花を見ることができるとは思っていませんでした。
でも、このオオヤマハコベの花期は8~10月♪
蟹の爪のような、モンキーレンチのような花弁は面白く可愛く、
花弁よりも長い緑色のガクは縁が白色で、見ていて飽きません。
花の直径は5ミリ程度と小さく茎にまばらにつきます。
風に揺れる風情は撮るには悩ましいのですが、なかなか美しい!!です。
( 撮影日:2021年10月10日 )