ナゴラン「名護蘭」 ラン科
絶滅危惧 徳島県「絶滅」環境庁「ⅠA類」
黒潮の影響のある海岸近い常緑林内の樹幹に着生する常緑のラン。
茎は短く、これから2~6葉をつける。葉は厚い肉質で柔らかく、表は鈍い光沢がある。
花序は側方に開出し花序軸は太くて肉質。
各花は軸から開出して側向し、唇弁には紅紫色の横線紋が散在する。
五十数年前にはかなりの株数があったと聞いていますが、乱獲により今では見ることができなくなりました。
当時1株だけ持ちかえった知人が育てているのを撮影させていただきました。
葉の長さが短く、現物は見ごたえがあります。