花ごよみ

小さな田舎町ですがいろんな野生植物が春~秋にかけて咲きます。順次紹介したいと思います。   

キンセイラン&ウチョウラン

2016-06-19 08:41:59 | 日記




キンセイラン  ラン科
絶滅危惧 徳島県「Ⅰ類」環境庁「ⅠB類」

深山の林緑にはえる地生のラン。稀品に属する。
花茎にはまばらに少数の花をつけ、全体にやせ型で、エビネ類としては小形の部。
和名は金星か金晴か金清の文字をあてたと思われるが、はっきりしない。
盗掘されているとは思いませんが、年々少なくなっているように思われるのが残念である。














ウチョウラン「羽蝶蘭」 ラン科
絶滅危惧 徳島県「Ⅰ類」環境庁「Ⅱ類」
暖帯から温帯にわたって、低山地の湿った岩壁の割れ目などにはえる
最近バイオでいろんな花色のウチョウランが花屋さんで販売されているので、野生の花は貴重になっている。







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ヤマトキソウ

2016-06-18 08:07:03 | 日記



ヤマトキソウ「山朱鷺草」 ラン科
北海道から屋久島までの間に分布。
日当たりの良い山地、広陵で、かわきぎみの草地に生える。
花は小形で長さ1~1.5㎝、上向きに咲く。ほとんど閉じたまま。
絶滅危惧に指定されている県もあるが、徳島県は「情報不足」となっている。

























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ツチアケビ

2016-06-17 08:57:12 | 日記



ツチアケビ「土木通」 ラン科
おもに落葉林内にはえる菌根生の腐生ランで、全体に褐色を帯び、葉緑素を持たない。
太ひも状の根は、ときに2mにも伸びる。直立し50~1m。花の長さは子房を除いて17~20㎜の長さで半開きに終わる。
別名にヤマトウガラシ、ヤマシャクジョウがある。

花の咲き方が行儀が悪く(?)上萼片が上に向いている花が少なく撮影が困難デス。
コンデジで撮影。
















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ハッチョウトンボ

2016-06-16 08:33:47 | 日記




ハッチョウトンボ「八丁蜻蛉」 トンボ科
絶滅危惧 徳島県「準絶滅危惧」
トンボの種類としては世界で最も小型のもの。
腹長10~14㎜、後翅(こうし)長13~15㎜。
雄は成熟すれば、体全体が美しい紅色になる。雌は黄色と褐色の斑紋を呈する。

撮影に行った時は、まだ飛びかけたすぐのようで、カメラを10㎝近くまで持って行っても逃げようとはしない。色もまだ充分出ていない蜻蛉がほとんどだった。






































ヒナラン「雛蘭」 ラン科
絶滅危惧  徳島県「Ⅰ類」環境庁「ⅠB類」
再度の投稿になります。満開に咲いています。
















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カキラン

2016-06-15 08:27:10 | 日記


カキラン「柿蘭」 ラン科
絶滅危惧 徳島県「Ⅰ類」
向陽の斜面などに好んで生える地生ラン。
高さ50㎝が中心で、茎、葉ともに強靭で無毛、下部は、鮮やかな紅紫色に染まる。
花序の包葉は大きく、緑色で花は水平に開出し、横向きに開き、10個内外、写真の花は20個以上もっているものもある。




















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