花ごよみ

小さな田舎町ですがいろんな野生植物が春~秋にかけて咲きます。順次紹介したいと思います。   

ギボウシラン

2016-07-26 09:23:53 | 日記


ギボウシラン「擬宝珠蘭」 ラン科
絶滅危惧 徳島県(Ⅰ類」

湿った林下に生えるややまれな地生ラン。
葉は2枚、花はやや密集し、花梗が花序軸に寄り添うので、一見穂状花序に見える。

例年より花の開花が早かったようで、下部の花は終わっていました。
4~5日撮影に行ったのが遅かったようです。
















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夏の花4種

2016-07-25 08:51:21 | 日記

ヤマキケマン「山黄ケマン」 ケシ科
絶滅危惧 徳島県「Ⅰ類」
高さ50㎝になり茎は分枝する。
梢に花軸を出し、多数の淡黄色の小さな花からなる大きい総状花序をつける。








イワタバコ「岩煙草」 イワタバコ科
山地の木陰の湿った岩壁などに着生している柔らかな多年草。 







コナギ「鴨舌草」 ミズアオイ科
水田や池の縁などに生える。ササナギ、ミズナギともいう。
花は少数で総状花序、高さは葉より低い。花は青紫色で直径1.5㎝ぐらい。








オオカナダモ  トチカガミ科
南アメリカ原産。
日本には植物生理学の実験材料として導入された。金魚鉢用の水草としても広がり、1940年代には逸出して野生化した。





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マヤラン他

2016-07-24 09:40:15 | 日記

マヤラン「麻耶蘭」 ラン科
絶滅危惧 徳島県(Ⅰ類)環境庁(ⅠB 類)

常緑林や古い2次林の腐植土の多い林床に生える無葉多年生の腐植のラン。
神戸市の背山である麻耶山で最初に発見されてついた名前。



















ヒオウギ「檜扇」 アヤメ科
高さ1m以上、茎は上部で分枝し、その先に数花をつける。
花は6弁で径約5㎝、黄赤色の斑点がある。





ヒメコウホネ「姫川骨」 スイレン科
花柄は地下茎から生じ、水の上に出て、その頂に1個の花をつける。




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山あいに咲く花

2016-07-23 08:51:56 | 日記

イワタバコ「岩煙草」 イワタバコ科
山地の岩上に生える。根茎に褐色の毛が密生する。
長さ10~20㎝の花茎を出し、紫色の小花を集散状につける。
花冠は5裂し、5個の雄しべ、1個の雌しべがある。








ヤマジオウ「山地黄」 シソ科
山地の林下に生える。茎は高さ5~10㎝。
淡紅色の唇形花が開く。花冠の長さ1.5~2㎝。




ツチアケビの果実ラン科の腐生植物。
長楕円形で肉質の赤熟した果実がアケビに似ていることからツチアケビの名がつけられた。





オマケ
リ-ドもつけずに散歩している猿。
飼い主に話を聞くと、昨年の9月に網に巻き付いて瀕死の状態であった生まれて間もない猿を連れて帰り育てているとのこと。いずれ山に返すと云っておりましたが、猿にしてみれば自分が猿の子と思っていないかも(私の想像)。


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カノコユリ

2016-07-20 08:44:15 | 日記


カノコユリ(タキユリ) 「鹿の子百合」 ユリ科
絶滅危惧 徳島県「Ⅰ類」環境庁「ⅠB類」

四国、九州、台湾、中国原産。
草丈50~150㎝。花径は10㎝くらい。
花色は白、桃、紅色で花被の基部に濃色の斑点が鹿の子絞りを連想してカノコユリという。
































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