Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

2006-09-24 | 想い・雑感
 子供の頃、お化けや幽霊の話しを聞いて随分と恐ろしかった記憶がある。

 しかし、結局何よりも、生きている人間が一番恐ろしいという現実をいつしか理解する。

 それにそもそも幽霊なんているわけないと納得する。時に幽霊がものを動かす様な話しも作られているが、ものを動かせるなら人にも直接物理的力を加えられるはず。たぶん死の恐怖を少しでもやわらげるために、死後も何らかの形で自己の意識が保たれる可能性があることを示すのが幽霊ということなのでしょう。

 ただ、幽霊がもし存在するなら、ちっとも怖くないからもう一度両親に会いたいなあといまだに思う。死んじゃうと本当に会えないねえ。あとは、自分が死んだ後に再会できる可能性にかけるしかないか。トホホ…。

如何に考えるか

2006-09-24 | 想い・雑感
 人は、本当に涙の数だけ強くなれるのでしょうか。

 悲しみが多いほど、人に優しくなれるのでしょうか。

 必ずしも、そうではないでしょう。

 悲しみの中に何を感じ、何を考え、何を思うのか。

 そこが大事だよね。

心をこめて

2006-09-24 | 想い・雑感
 ヴェニスの商人に出てくるシャイロック。この話しを学校で習うときには、昔から金貸しという職種がいやがられていたということも一緒に語られていたように思う。しかし私自身はなぜ金貸しがそこまで嫌悪されるのかはあまり理解出来なかった。その時金貸しと聞いて思い浮かべたのが銀行だったからかもしれない。

 その後、アイドルだった人がはじめて消費者金融の宣伝に出ているのを見たとき、かなり衝撃を受けた。おそらく、銀行と消費者金融との間にイメージの格差があり、より昔からの金貸しに近いと思ったから衝撃を受けたのだと思う。

 最近ではアイドルが消費者金融の宣伝に出るのが当たり前のようになってきたが、いつも違和感を持っていた。

 しかし、それは消費者金融に対して実は失礼なのかもしれない。結局裏では、銀行ともつながっているのだ。言ってみれば、銀行が政治家、消費者金融が裏世界という関係なのだろうか。新聞報道を読んで改めてそう思う。

 職業に貴賤はないと言う。確かに職種によっての貴賤はないのだろうが、心を失った仕事は、やはり賤しい。自戒の意味も含めて。