Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

2007-01-21 | 想い・雑感
天が落ちてくるのではないか
月や星が落ちてくるのではないか

と心配で夜も眠れなかった杞の国の人の故事から出た
杞憂

現代の私たちは
そんなこと心配するのも馬鹿らしい
とこの故事を一笑に付するのだが
省みれば
不安になったり 心配することによって
物事が好転するわけではないようなことで
ああだこうだと 思い悩んでいることが少なくない

好転しないどころか
オロオロする事にエネルギーを吸い取られ
かえって心配するとおりの悪いほうへ向かっていったりする

心配事ができたらまずは一呼吸
肩の力を抜いて 鏡の中の自分に微笑みかける
今自分ができる最善 次善のことは何かを考え
それを行動に移すことに集中する
そうした方が 事態が好転する可能性が高いと思う
そうなればそれこそ
杞憂だったねとあとで笑える

キリストさんやお釈迦さんが実際に言われたかどうかは知らないが
片や
「明日のことを思い煩うな」
片や
「ただ今日なすべきことを熱心になせ
 誰か明日の死のあることを知らん」

とどちらの教えでも
未来を必要以上に心配することなく
今を
今日を
大切に 生き 行動することを 説いている