Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

メッキ

2007-02-23 | 想い・雑感
紀元前1500年頃にはメソポタミア地方では
すでにメッキが行われていたそうだ
メッキというのは電気分解を利用するものなので
そのころには既に電気を発生するものがあったと言うことだろう
実際今から2000年前に使われていたと思われる電池は見つかっているらしい

その電池はお酢や素焼きのツボなどを使ったものらしいが
物理学も何もない時代にそのようなものを作り出せたということは
よほど現象をしっかり見つめていたということであろう

電池に限らず
食品保存
建築物
運搬手段 その他
大昔の人達が どうしてこんなことができたのだろうと驚かされることは多い

実際の体験の中から積み重ねた
生きた知識を集積していった結果なのだろう

私たちは 多くの科学的知識を得ることのできる環境にいるが
頭でわかったつもりで体で納得するということが少ない
それでは役に立たないことも多いだろう
頭だけで考えるのではなく
全身でわかる という姿勢が大切なのかもしれない

そういえば
表面を飾った知識だけで 何かの拍子にぼろが出ることを
メッキが剥げると言いますね