Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

説明なき同意

2009-08-28 | 想い・雑感

自分の身に人から何かされるというのは
緊張を伴う
散髪屋で(私は近年ほとんど行かないが…)
剃ってもらったりする時もちょいと緊張したりする

ましてや手術を受けるとなると
どこがどうなるのか 自分で聞いておかなければ心配
 だと思うのだが


食道の手術を予定している50代男性
病気や治療内容に関して自分は聞きたくないとおっしゃる
説明はすべて奥さんにしてくれと
病棟主治医が何度か本当に説明を聞かないのかを確認したが
やはり聞きたくないとのこと

結局奥さんに説明し 奥さんからごく概略を本人に説明ということになった
本当にこれで手術してもいいのかなぁ
まあ聞きたくないと言われるものを無理に伝えるわけにもいかないのですが

守らなければ

2009-08-28 | 想い・雑感

まだ死ぬことはできない
その思いが手術をうける決断をさせた

半身麻痺という障害を持つ子の父親
すでに80歳を越えているが
まだまだ70台前半にしか見えない

子供を置いてまだ死ねない
子の世話ができないなら生きている意味が無い
と手術説明の間何度かおっしゃる

守るものがある人
というのは迫力がある

心を込めて
手術をさせていただきます


一人の患者さんの治療を行うとき
その方一人の治療ではなく
その方に関わる人たち皆のための治療であることを
改めて思う

ご縁があれば

2009-08-28 | 想い・雑感
一人自転車にうち跨り
数週間の旅をしていた学生時代

国鉄駅の軒下や
ユースホステルで一晩を過ごすとき
自転車で旅しているという共通項だけで
打ち解け 話をしたものだった
時には何日間か一緒に走ったりすることもあった

縁があればともに過ごし
時が来ればお互い別れ行く

ただそれだけのこと

ただそのときの縁にまかせるだけで
去り行くものを追う必要などはない
縁があれば再会するだろう
なければ・・・

ただそれだけのこと

勝手にまいります

2009-08-28 | 想い・雑感
ツーリングは
たいてい一人で気ままに行う

先日初めて3台で走った

人の走りを間近に感じることができ
知らない道や店を教えてもらうことができ
共通の記憶が残る
という意味で楽しかったのだが
どうも私がバイクに求めるのはそういうものではないようだ

一人バイクを走らせ
通り過ぎる景色
すれ違うバイク
路面
スピード
カーブの倒れこみ
などを五感を通じて感じ
時に第六感を働かせ
バイクに乗っていること自体を楽しみ 味わう
そこが好きみたいだ

3台も一緒に走ると
その動きやペースにどうしても注意が向いてしまう

日常の中で
その時々の立場での行動を求められているのだから
バイクに乗っているときくらい
好きに進みたい


人生とおなじ
人のことばかり気にしていると
自分が生きていること自体を味わうことができない

意識してマイペースでやっていっても
所詮周りと無関係ではやっていけない
どこかちゃんと合わせている
自分勝手 くらいが
ちょうどいいのかもしれない