胃潰瘍の治療は
この30年で激変
胃の手術のかなりの部分は
胃潰瘍に対する手術だった時代
H2ブロッカーで胃酸をかなりコントロールできるようになった時代
プロトンポンプ阻害剤で胃酸分泌を強力に抑えられるようになった時代
そしてピロリ菌をやっつけることによって
難治性の潰瘍が治りうるようになった現代
本当に様変わり
この時代にもし夏目漱石が生きていたら
修善寺の大患も
50年で生涯を閉じることもなかったでしょうね
漱石と言えば
その脳が標本として東大に保存されていることは有名ですが
同時に保存されたという胃はいまどうなっているのでしょうか
あるならどのような潰瘍や潰瘍瘢痕があるのか
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