Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

予測

2011-11-03 | 想い・雑感
自然の脅威
と呼べるような災害が
立て続けに起こった

起こる前には
予測することができないようなことを
自然はしでかす

それが自然というものだ

私たちはわかっているようでわかっていない

自然の一部であり
自然そのものである人体

人の体には
本来予測不能の領域が大きく広がっているのに
常に何とかできると勘違いしている人が
とても多い

帰るところ

2011-11-03 | 想い・雑感
帰るところがあるというのはいいことだ

仕事で疲れても

帰るところがあるというのはうれしいことだ

ツーリングに行っても
疲れてくれば帰路につくとほっとする

出張で出かけても
いずれ帰る時が来る

帰るところがあるというのは心おだやかなことだ

帰る場所がいつも平穏というわけではないのに
やはり帰る場所があるというのは癒されることだ

いずれ逝く時が来るとき
帰るところが確信できれば
少しは安らかなる心でいられるのだろうか

胃瘻

2011-11-03 | 想い・雑感
食物を摂れなくなった動物は
命を長らえることができません

でも人間は
食べられなくなっても
命を保つ術を持っています
その技術を一時的に使うことによって
再び健康な状態に戻ることも可能となります

その技術の一つが
胃瘻や腸瘻で
カテーテルを消化管に入れて
そこから栄養を注入するものです

この方法を
もう食べる力を失った
高齢の方に使う場合もあります

ご本人に判断能力が無くなり
次第に食物摂取や嚥下能力が落ちてくると
施設の人や医師は栄養補給の方法があることは伝えることになります

一旦方法を示されると
手段があるのにそれを行わないことに
まわりの者が耐えられなくなることも少なくありません

そこはまさに人生観や死生観により変わる部分で
正しいとか誤りとかいう判断はできない領域です

認知症の進んだ親に胃瘻を作るか作らないか
その子供は随分悩んでしまいます
生死の問題を直視できない場合はなおさら悩んでしまいます
悩むことで考えるという面もあるかもしれませんが
もし私に胃瘻が必要となった場合
私自身に判断能力がなければ
胃瘻造設が一切不要であることを
子供には伝えておきたいと思います

検診のすすめ

2011-11-03 | 想い・雑感
日本人の寿命が延びて
老化現象であるとともに生活習慣病という側面もある
癌にかかる人の割合も増えた

今や二人に一人は癌になり
三人に一人は癌によって死ぬ時代だ

なんで俺が(私が)癌になったんだ
と天を仰ぐ前に
自分はいずれ癌になると思って生きていた方が良い
そしてどうせなるなら
なるべく早い時期に癌を見つけてしまった方がよい

早期がんなら
体に負担の少ない治療方法で治ってしまうのだから

なのに日本人は検診を受ける割合が少ない
なかには
「癌になったらなったで 運命を受け入れるさ」
などと言って検診を受けない人もいる
私から見れば
そのような人は
癌から目を背けているだけで怖れる心の裏返し
逃げているだけとしか思えない

せっかくいただいた命
少しでも長く良い状態を保ち
悪くなりかけたら早めに手直しして
様々な事を味わいたいものである