Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

入院患者の急変

2006-03-19 | 想い・雑感
 入院中の患者さんが急変した場合や状態が不安定な場合など、病院や診療科によっては、完全に当直医任せの所もあるが、多くの場合夜中でも主治医が呼ばれると思う。確かに当直医に任せても良いのだが、やはり自分が診ないとすこし心配と言うところもある。翌日に手術が有ったりするときついが、車をとばして病院へ向かう。

 先日、患者急変の報で病院へ急ぐ医師が、交通事故を起こしたというニュースがあった。身につまされる。

 夜中に呼ばれていくとき当然公共交通機関は使えないが、タクシー代を出してくれる病院などほとんど無いであろう。

 医療の様々な問題は、個々の医師の中に赤ひげを求めて何とかなるようなものではない。でもメディアというのは多くの場合、個々の医療関係者の責任に問題を矮小化する。

 私たちはどう動けば、よりよい医療システムに向かっていけるのだろうか。目の前の患者さんを何とかすること、技術や知識を身につけることに懸命な医師がほとんどであろう。政治とどう関われば光が見えるのか見当がつかない。

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