Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

枕もとの写真

2010-08-11 | 想い・雑感
乳癌末期の方

病床の枕元には
お孫さんの写真が複数枚

まだ0歳児だと思われるが
いずれも微笑んでいる

病室での孤独に押しつぶされそうになったとき
繋がりのあることを確認するのだろうか

また
旅立った後に
残せる命を感じるのだろうか

お孫さんの写真を
ベッドの周りに
置く患者さんを
しばしば見かける

制吐剤

2010-08-10 | 想い・雑感
抗がん剤治療の副作用の中で
ご本人がつらいものの一つが
嘔気

それを抑える薬が
いろいろ開発され
以前よりは随分コントロールしやすくなった

しかしこの嘔気を抑える薬(制吐剤)
種類によっては抗がん剤より高価になることもある

治療薬より高くなるなんて何事かと思ったりもするが
研究における試行錯誤の末に日の目を見た薬であり
また人の苦しみを拭い去ることができると考えれば
高くないかも…

と思ったりもする

片付けとダイエット

2010-08-09 | 想い・雑感
高々日に10分くらいに過ぎないが
私は毎日柔軟体操をしたり
多少筋肉に力を入れたりする
道具といえば
時にタオルを使うくらいのもので
実に気楽なものである

しかしこれをやりだして
なんとなく体がスムーズに動くように感じる
一時痛かった肩も
かなり楽になってきた
長時間の手術になっても
脚の筋肉が痛くなることもない

ところが
先日 半日かけて
家の階段下にある倉庫を片付けたところ
翌日多少の筋肉痛が残った
家事というのは
日常生活で使わない筋肉を使う必要があるのだろう
微妙に細かい筋肉が痛むのである

おそらく
かなりエネルギーも使ったはず

ダイエットのために
ジム通いをするのもよいが
熱心に家の片づけをするのは
無料
片付け
ダイエット
体の柔軟性アップ
快適な環境出現
などいろいろお得かもね

広範囲熱傷?

2010-08-09 | 想い・雑感
フィンランドで行われたサウナ我慢大会で
死亡者が出たとのニュースを聞いたとき
相手を見ながら長時間我慢しすぎて
熱中症で亡くなったのだろうと予想していた

しかし
開始から約6分後に大会運営者が異変に気づき
参加者を運び出したとの報道を聞くと
熱中症を起こすには
6分という時間はあまりに短いと思った

大会では
サウナの温度を110度に設定し
熱せられた石に30秒ごとに500mlの水をかけて
水蒸気を発生させていたという

そこで私が愚推するのは
部屋の中は飽和水蒸気圧に達しており
気体から液体に凝集した水は
100℃の熱湯となり
体表面に付着
それにより火傷を負ってしまった
という状況

我慢大会というのは
無理を強いる大会とはいえ
死亡者を出すとなると
尋常ではないですね

人生
生きていくだけでも
様々な我慢が強いられると思うのですが
わざわざ我慢大会に参加しなくてもいいじゃないか
と感じるのは第三者だからなんでしょうね

脱水注意

2010-08-07 | 想い・雑感
所ジョージさんが熱中症で加療をうけたと報道されていた

この暑い夏
だれでも暑さにやられる可能性はある

体重の6割くらいは水で構成されている私たちの体
水がなければ代謝が行われず
脱水では機能が落ちていく
限度を越えればそこには死がある

脱水となっても
当初は自覚症状が全くない

今の季節
汗はかかなくても
体表からどんどん水分が失われていくことを理解し
こまめに水分補給をしていただきたい

また
これから
自家用車での帰省を考えている方は
渋滞で進まぬことも考慮し
車内に充分な飲み物を準備しておいたほうが良い

福貴野

2010-08-05 | 想い・雑感


以前も訪れた滝
別ルートで行けば
滝つぼまでいけると知り
再訪した

見上げると
崖にさえぎられた天空から
幾筋かの流れが見える
まさに天から地上に舞い降りるかのようである

朝日を浴び
滝つぼの辺りでは
小さな虹が見えている

流れ落ちる滝の音
せみの声
柔らかな風
滝つぼから流れ来る心地よい冷気

それらをしばし受け止めた

穏やかな死に顔

2010-08-04 | 想い・雑感
「眠っているような顔でしょう?」
と奥様

「このまま教壇に立たれてもおかしくないような雰囲気ですね」
と私

広島で被爆したという高校の恩師
胃癌と肝臓癌を患われ
最近は肝臓癌の治療のため
繰り返し入院をされていた

気骨のある
凛とした方だったが
全く食事が入らないということで入院されてきたときには
鋭かった眼光が失せ
どこかぼんやりしてしまっていた

癌自体が全身状態を侵す様な状態ではないのだが
生命力が抜けていくような感じだった

癌治療の繰り返しに力尽きたという面はあるのだろうが
癌死 というよりは
天寿 という感じ

威厳のある
そして穏やかなお顔で
旅立たれた

多くの方は
苦しみの後も
その苦しみから解放された
穏やかな顔でお亡くなりになる
死ぬと穏やかな顔にたどり着けるというのは
心の慰めになるが

まだしばらくは
喜び 怒り 哀しみ 楽しみながら
いまある生を感じていたい
お迎えが来る日まで

夜更かし

2010-08-03 | 想い・雑感
帰宅しようとしたときにつかまり
緊急手術に入った
なかなか難しい状況で
手術終了は深夜1時を回り
帰宅は4時

朝は7時に起きて勤務へ

朝起きる時の
体の重さやだるさに
なんとなく懐かしさを感じた

これがしょっちゅうであると困るが
まだいけるかもしれない

勉強にしろ
仕事にしろ
そして遊びにしろ
若い頃はよく夜更かしをした
朝には
おも~い体を引きずりながらも
その日の活動開始
それで平気だったのだから
若いエネルギーというのは
貴重ですね

年齢と共に
それほどの無理はきかないながらも
エネルギーの使い方に注意しながら
今日を張り切ってまいりましょう


一人称

2010-08-02 | 想い・雑感
桑田圭祐さんが食道癌であることが報道されて
食道癌自体の解説報道もされているらしい
私自身は見ていないのだが
患者さんが教えてくれた

進行食道癌で闘病中のKさんも
そんな報道を熱心に見ているようだ

そのKさん
「いやというほど詳しく解説してくれているのだが
私くらいになるともうだめ
というようなことを言っており
がっくりきたよ」
とおっしゃる

実際の解説を見ていないのでなんともいえないのだが
桑田氏が早期であり 治る可能性が高いことを強調するあまり
進行食道癌に関して
必要以上に絶望的な内容を放送している可能性はないかと
気にかかる

恐らく正確な報道を心がけていると思うが
ぜひとも
客観的データに基づいた解説を
お願いしたい

Kさんは
現在 一人称の死と向き合っている
「人間いつか死ぬとはわかっていても
80や90でなく
もっと早く自分にそれが訪れるとわかるというのは
とんでもない恐怖よ」
「俺は肝はしっかりしていると思っていたが
ダメだね
怖い」

私には言葉がない
こんなとき
ベッドサイドに座るのはつらいのだが
ただ座っているしかない

心理学を学べば
見えてくるものがあるのだろうか
深く学ぶには
学校に行きなおすしかないのだろうか

3万Km

2010-08-01 | 想い・雑感
昨日で7月が終わり
バイクに乗り始めて2年が経過
目標の3万Km走破も達成
随分と走ったものです

しかし
人馬(バイク)一体には
程遠い

次は
5万Km目指して
のんびり
ゆっくり
走っていきます