今年は最初に「ニホンスイセン」が1月中旬頃から花が咲き始めてから
4月中旬を迎えた現在では、大輪の「ラッパ水仙」や「口紅水仙」、「八重咲き水仙」等が咲いて
見頃を迎えていますが、長い間楽しめた花もこれらが今年見納めの「水仙」の花と成り
花が終わると、やがて地上から姿を消して来年の1月頃迄見る事が出来なく成ります
以前にも書きました様に、「水仙」はヒガンバナ科の球根植物で有り
「水仙」の花期は種類によって様々なので、原種系の「水仙」の中には
秋に咲く種類も有って、「ニホンスイセン」等はお正月頃から開花し
その他の一般的な「水仙」は2月~4月に開花し、「水仙」は香りの良い
春の草花として昔から親しまれていて、花のほのかな甘い香りは天然香料として
香水に使われていたり、凛としたその姿が美しく良い香りを漂わせるので
生け花等にも良く用いられる花の1つですが、「水仙」は全ての部位に毒性を含み
特に鱗茎と言われる球根部分には毒性が多く含まれ、葉は「ニラ」に似ていて
球根は「タマネギ」に似ていますので、これらを誤って食べてしまうと
おう吐や下痢と云った食中毒症状や頭痛、発汗等を起こしてしまい
重症と成った場合には、こん睡状態に陥る事も有ったりすると云われ
そして不溶性のシュウ酸カルシウムの影響で、接触性皮膚炎を起こす事も有るので
素手にて「水仙」を触る際には、特に細心の注意が必要と成っています
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