先週末に訪れた河川環境楽園の
半日陰となる林縁の隣り合った場所で
「ミズヒキ」と「キンミズヒキ」の花が
数輪づつ、咲き始めていました
「ミズヒキ」は、タデ科の多年草で
背丈は、50~80cm位の高さに成り
8月頃から秋の季節にかけて
細長い花穂を作り、花は非常に小さくて
付き方もややまばらであり
花びらに見えるのは、色づいた萼で
4枚の内、上側の3枚が赤色に
下側の1枚が白色になった
・・・画像のアニメは、「Giam」を使って作成しました。(画像10枚)・・・
雄シベは5本で、雌シベは1本となった可愛い花なので
鉢植えや庭植えで栽培されたり、茶花等に利用されており
花が赤と白のツートンカラーで、穂状に咲いている様子を
祝儀袋等に用いられる紅白の水引に例えて
「ミズヒキ」の名前が付けられたと云われています
この「ミズヒキ」と同じ様に、花の咲いた状態を金色の水引に
見立てて名前が付けられた、バラ科多年草の「キンミズヒキ」が有って
やはり夏から秋の季節に、花径1cm程の小さな明るい黄色の花を
穂状に沢山咲かせるので、遠目からでもよく目立つ花となっていますが
「ミズヒキ」と「キンミズヒキ」は、見た目には余り似ていないし
お互いに全く別の科の植物なのに、どうして同じ「ミズヒキ」の名前が
付けられているのか、その理由が爺やには分からない植物でもあります
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