「紫蘭」は育て易いランで有る事から、園芸店等で見かける機会は多く有るものの
野生種は準絶滅危惧種に指定されていて、春の季節に成ると地下に連ねた扁平な
地下球(偽球茎)からササの様な葉茎を伸ばし、先端に赤紫色の華麗な花を咲かせ
晩秋には葉を落として休眠し、結実すると種を飛ばして気付か無い内に
庭のあちらこちらから小苗が発芽して、年々生育領域を増やす事が有り
種からも増やし易い為に新しい花づくりが行われて、「蘭」の入門品種とも云われ
一般的な赤紫色の花以外に、白い「白花シラン」やリップの先端をほんのりと
桃色に染めた「口紅シラン」、葉の縁に斑を流し染めた「覆輪シラン」等が
有ると云われていますが、爺やは以前に「白花シラン」を購入して来て
鉢植えで育てていましたが、爺やの世話の仕方が悪かった為なのか
数年後には枯れてしまいましたので、現在爺やんちで花を咲かせるのは
地植えの赤紫色の花を咲かせる品種のみと成っていて、長く伸びた花茎の先に
ラン科特有の形をした数個の花を咲かせ、花の色は名前の通り紫紅色が一般的で
爺やんちの庭の隅に植えた「紫蘭」の花が、今年も5月初め頃から咲き始め
鮮やかな花色を楽しむ事が出来ましたが、5月中旬も過ぎると咲く花の数が少なく成り
爺やんちの「紫蘭」は、そろそろ見納めの時期を迎えようとしている様です
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