この「水仙」の仲間には凡そ30種類の品種が有ると云われ、単に「水仙」と言えば
古来より日本で野生化している「日本水仙」を指す事が多かったのですが
現在では他の品種や園芸品種もひっくるめて、スイセン属の総称として使われ
「水仙」の開花期は早い品種のものでは、1月の頃から花が咲き遅いものでは
桜の花が咲く頃に成ると云われていますが、品種に依っては開花時期に幅が有って
爺やんちの庭の花壇に植栽して在ります「日本水仙」は、例年であれば
1月中旬頃から花が咲き始めて、現在では既に花が散ってしまいましたが
「水仙」の花姿は千差万別で、非常にバラエティーに富んでいて
「水仙」の基本の花びら数は6枚ですが、それとは別に「副花冠」と呼ばれる
花びらが中心に有って、この副花冠は大きくラッパ状に伸びたり
盃状に広がったりした多くの品種が有り、そして花色には黄色や白色
オレンジ色等が多い中で、ちょっと変わったものにはピンクや緑色が
有ると云われているものの、爺やはこの様な変わった花色の水仙を
まだ見た事が有りませんので、機会が有れば一度見たいと思っていますが
爺やんちの庭先の花壇では、大輪の「ラッパ水仙」や「口紅水仙」、「八重咲き水仙」等の
花が沢山咲いて今見頃を迎えて、花壇が鮮やかな春色に染まって華やかに成っていますが
例年では4月上旬頃に咲く、「水仙」の仲間では珍しい「ネギ」の「アサツキ」の様な
細い葉を付けた「糸葉水仙」が、まだ蕾の姿が見えずもう少し日数が必要の様ですが
この「糸葉水仙」は黄色の小さな花を咲かせている時に、花に顔を近づけると
芳香が漂って来ますので、別名では「香水仙(かおりすいせん)」とも呼ばれていて
花の大きさは2~3㎝位で、一茎一花の他の「水仙」に比べると小さくて
可愛い花で黄水仙の仲間とも云われ、爺やんちでは最後に花を咲かせる「水仙」と成っています
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