芽出しが遅れていた「ジャガイモ・十勝こがね」の新苗にも「ネキリムシ」対策等を昨日行って・・・

・・・画像のアニメは、「Giam」を使って作成しました。（画像6枚）・・・

「ジャガイモ」は、それ程手をかけなくても比較的簡単に育てる事が出来る初心者向きの野菜なので
爺やは今年も「ジャガイモ」を育てようと思い、2月中旬に農芸店を訪れて
「十勝こがね」と「メークイン」の2品種の種芋を其々1㎏づつ購入して帰り
「ジャガイモ」の種芋の芽出しをすると、種芋をそのまま植え付けた時よりも
発芽が揃いその後の生育がよく成ると聞き、購入して来た2品種の種芋を
直射日光が当たらず明るくて南向きの廊下に置き、風通しを良くした箱の中へ並べて
芽出しをしていましたが、最初に「メークイン」の芽出しが完了しましたので
3月3日に種芋を畑へ植え付けて育てていましたが、4月10日頃に「ジャガイモ」の
様子を見に行くと、新しく土の中から顔を出した小さな苗の姿が多く見られ
爺やはこれ迄に「ジャガイモ」の若苗の茎を「ネキリムシ」に食い切られてしまった
苦い経験が有って、「ネキリムシ」は「カブラヤガ」や「タマナヤガ」等の
茎を食害するヤガ類（夜蛾）の幼虫の総称で、一見すると根を切られた様に見える為に
「ネキリムシ（根切り虫）」と呼ばれ、雑食性で近くにエサになる植物が有ればそれを食べ
発芽したばかりの苗や植え付け直後の野菜の苗が食害されるのは、他に食べるエサが
無いからで、雑草が生えていない綺麗な畑は「ネキリムシ」の被害に遭い易いと云われ
また苗の株元へ近寄れない様にする事で、「ネキリムシ」から若苗を守る事が出来ると
書かれたWeb記事を見つけて、爺やは今後は雑草を生やしたままにしたり
100均店で見つけた390×550×0.75ｍｍのPPシートを、10枚購入して帰り
幅78㎜に切って5枚の細長シートを作り、「ジャガイモ」苗周りにこのシートを
２㎝位の深さで埋め込んで苗を囲み、「ネキリムシ」が苗の株元へ近寄れない様にした後に
使用後の卵の殻を細かく砕いて若苗周りへ敷き詰めて、爺やオリジナルの「ネキリムシ」対策を
4月9日に行い、「芽出し」作業が遅れていた「十勝こがね」も3月末に畑へ植え付けたところ
4月20日頃から小さな苗の姿が土の中から姿を見せる様に成りましたので昨日の午後から
畑へ出かけて「メークイン」と同様なネキリムシ対策作業を、「十勝こがね」にも行い
作業終了後に「ジャガイモ」の葉を見ると、「ジャガイモ」や「ナス」、「トマト」等の
ナス科の植物や、「キュウリ」や「カボチャ」等のウリ科の植物の葉等を食べる害虫の
「テントウムシダマシ」が、殆んどの苗の葉っぱの上に数匹づつ居るのに気が付き
この害虫は、家庭菜園やガーデニングの分野で呼ばれている草食テントウムシの通称で
学術的・分類学的に使用されている名前では無くて、正しくはマダラテントウ類（エピラクナ属）の内
農業上で問題となる「オオニジュウヤホシテントウ群」と「ニジュウヤホシテントウ」を指し
この害虫は幼虫も成虫も葉裏から細く削り取る様に食べるのが特徴で、食べ跡で葉が透けて見える様に成り
最後には葉脈だけを残して穴が開く為に、光合成が損なわれて野菜の収穫量に影響が出ますので
「ジャガイモ」の葉っぱの表と裏側から殺虫スプレーを散布し、散布した農薬の効果が出るのか
暫くの間は様子を見る心算で、効果が無ければピンセットで1匹づつ捕獲処分を行う予定です