~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~
講演 二
前回の解説と重なるところがありますが、追加捕捉しながら、
話を進めさせていただきましょう。
「大宇宙大自然界に意識あり」
地球は大自然からみますと、
太陽という原子核の周りをまわっている
マイナス電子のような小さい存在です。
しかし私たちから見ますと巨大な地球です。
この大きなものが一秒の狂いもなしに、
太陽の周りを循環しております。
これは、どれほど科学が進みましても、
人知ではとうてい及びもつかない出来事です。
しかも地球だけでなく、太陽系の中の九つの惑星も、
一秒の狂いもなしに循環の法則に従って回っております。
これを動かしている目に見えない力のことを、
「意識あり」と説かれています。
この太陽系のようなものが、
銀河系宇宙には何千億個もあると言われており、
その銀河系の星が全部一秒の狂いもなしに回されているのです。
さらに、銀河系宇宙のようなものが
何千億かたまって島宇宙をつくっており、
この島宇宙が何千億個寄り集まったのが
大宇宙の存在だそうですから、
これはもうとても計算できるようなものではありません。
無数の天体がこの大宇宙には存在しており、
しかも全部一秒の狂いもなしに、
大いなる意識によって動かされているのです。
この意識とは、言葉を変えますと、
「父なる神」であり「唯一絶対の神」で
あります。
~ 感謝・合掌 ~