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浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

得るものも失うものも無き我れに
何を恐れん我れ神の中

「御垂訓」

2018-07-19 01:59:37 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

     ~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~


      講演 一
 
「心は慈悲と愛の塊にして 当体・意識は不二なることを悟るべし」
先の続き・・・
しかし私はあくまでも神様の投網を提げて、
日本全国に投網を打ちに回っています。
その中には身体を治してほしい、
苦しいのを助けてほしいといって求めてくれる方もあります。
これも投網にかかったのです。
しかし魂が幼なければ、網の目からみなこぼれてしまいます。
網を引いたら、たくさんの魚がいたのですが、
みな小さいから網目から出てしまったのです。
しかし、今こうしてお話を聞いて下さる方々は、
大きな魚でございます。

神様の投網にかかってくれたのですね。
それだけ魂が成長なさったお方ばかりが、
こうして集まって下さっています。
網を打って回る私の心は、小さい魚は逃げても当たり前、
あれは小さいからしょうがないと思いますね。
まさか投網を打ちにいって、魚の小さいところばかりに打って、
みな逃げてしまったと腹を立てる漁師さんはいないと思います。
それと同じことで、私の心の中は逃げようとどうしようと、
そんなものは全く関係ありません。
ただ助かってくれたらいい、ただ救われてくれたらいいと思っています。
それが私の使命です。
そして魂の成長した方が一人でも網の中にかかってくれて、
自分自身の心に目覚め、
また次に苦しい方を救う手助けをしていただいたらと思います。
「この教えを実践して、私はこのような喜びをいただきました。
だからあなたもどうぞ日々の生活をこのようにしてみて下さい。
その時必ず幸せになりますよ」と言って、
他の人に救いの手をさしのべてあげていただくのですね。

私一人の力は、いくら夜も寝ず、昼も寝ず働き、
あちこち飛び回りましても、微々たるものです。
しかしご縁ある皆様一人ひとりが、次の方に、
次の方にと救いの手をさしのべていただいた時、
やがてこの日本に幸せな、争いのない社会が実現されると
思います。
これは高橋信次先生がおっしゃった仏国土=ユートピアです。
光り輝く地域が出来あがるのですね。
まず日本が目覚めて、
次に地球全体の危険な場所を救わせていただくために、
「一人ひとりの心に目覚めがくるように、
私たちはお手伝いさせてもらわなくてはならないのです。
小さく言えば己自身の心、大きく言えばこの地球を救うのです。
しかも、何も特別の変わったことをしなくとも、
一人ひとりが幸せになればいいのです。
すべて人が幸せになった時に、この地球は救われます。
その幸せを分け与えていただくのが皆さんの使命です。


      ~ 感謝・合掌 ~


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