~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~
講演 一、
「心行」の解説をしてほしいという皆様からのご要望がございまして、
今月より、実践を通して私の知っております範囲で説明を
させていただきたいと思います。
毎月第四日曜日の浄心庵でのお話会において、
テープ一巻分(九十分)ずつを「心行」の解説に当てることにして、
今後継続して少しずつお話をさせていただくことにいたします。
「心行」は昭和五十一年に亡くなられた高橋信次先生が、
生前に天上の世界から素晴らしい正しい法をお受けになり、
私たち一般の凡夫でも分かるように言霊として表し、
書き残していただいたものです。
この「心行」には偉大な力が秘められています。
私たちの心がいらいらする時、或いは苦しみの中にある時、
心を鎮めて読んでいただきますと、
心に安らぎを頂くことができます。
また親しい方がお亡くなりになった時に、心から「よく聞いて下さい。
そして自分の心に目覚めて下さい」とお伝えしてから読ませて
いただきますと、亡くなったお方さえ救われていただけますね。
憑依現象という目に見えない世界のものが、
私たちの心や身体の中に災いを起こしてきた時も、
「心行」を心から読ませていただきますと、
憑依霊が救われて楽にしてもらえます。
そういう不思議な力が秘められておりますので、
皆様も、もし親しいお方、縁のあるお方が亡くなられた時は、
心から読んであげていただいたら結構かと思います。
亡くなった方でさえ救われていただくのですから、
私たち肉体を持った者が、ほんとうにその意味を理解して、
「このように生きなければいけない、
このように生活しなくては」と、
日々の生活に実践しました時は、必ず救われます。
~ 感謝・合掌 ~