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夏の昼は冷や汁

2004年08月18日 | 食べる・飲む
 今日はまたとても暑かった。
 夏の昼飯はなんと言っても冷や汁!なのである。
 冷や汁は宮崎の郷土料理として有名だが、どうもあちこちにあるらしい。ここ埼玉の農村部でも昔から食べられている。すくなくとも僕のところは「ひやしる」。


 ゴマ(金ゴマを使っていて、黒ゴマを使ったことはないけれど味は変わらないのではないか?黒では薄汚くなるのかな?)を煎る。(一人小さじ1?)
 すり鉢でする。
 青ジソとネギ(普通のネギ、青いところも)をいい加減に(細かく)切ってゴマの入っているすり鉢に入れてみんなすってしまう。塩をすこーし、砂糖を少しおおめ(といっても一人小さじ数分の一くらいかな)、味噌を入れて、する。
 キュウリの薄切り(1mm)を入れて軽くかき混ぜる。(キュウリが生から少ししんなりする)
 冷たい水で溶く。
 冷やご飯にぶっかけて食べる。


 水でなく、冷やしただし汁で溶くとか、ほぐした焼き魚(白身)もすりつぶして入れるとか、味噌のくっついたすり鉢ごとコンロに乗せて軽く焦がす(きっと魚なんか入れるから生臭いのを、焦がし味噌の香ばしさでごまかすのではないか?)とか、麦とご飯と半々に炊くのだ、とか(しかも暖かいので良いのだそうだ、暖かい「半白」に冷たい冷や汁をかけるのだそうで、、、)ミョウガを入れるとか、青ジソ、ネギはすりつぶさずに千切りだとか、いろいろバリエーションがあるようだ。
 我が故郷はいかにも貧しい農村部の、忙しい時期に食べる物のようで、上に書いたようにシンプルだし短時間にすぐ出来る。材料は全て畑から取って来れる。とても暑くて食欲が無くても、するする食べられるし、栄養もなかなか優れていると思う。