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政治家に理念なんかない

2022年04月10日 | シロート考え

 もうコロナウイルスも、ウクライナ戦争もあたりまえのことになってしまって「ニュース」とは言えない状況になっているのではないか。恐ろしいことだ。
 政治屋は政治のことなど考えず、自分(たち)の当選と利権のことしか考えず、いくらばらまこうとか、原発動かすとか、軍事費を増やすとかそんなことしかしてなくて実にけしからん。
 NATOもわけのわからない核の抑止力に頼っているようだが、実を言えば核の抑止力なんて絵空事なのだ。この、きちがいプーチンだって「使うぞ」と脅すだけで使えない。使ったらたいへんなことになるとわかっているから使わない。それは仮に核兵器をロシアだけが持っていたとしても、使えない、脅しはするだろうけれど。もちろんすべてに絶対はない。だが使わない、使えない。つまり核兵器というのはその抑止力によって平和になっているのではなく、平和にとっての脅威に過ぎない。「西」側にとっても、プーチンに核なんか使ったら報復だ、とは言わない。それは核の脅威を現実化するだけだからだ。万一、プーチンが使ったとしても、報復はできない。だからこそ今使ったらたいへんなことになるぞとロシアを脅しているのだろう。核の抑止力なんて絵空事なのだ。
 そんなNATOの中でベルギーだけは核兵器禁止条約の批准を目指すと言っているそうだ。そしてそれはそうしないと政治家が当選しないからだというのだ。つまり我々市民が核兵器禁止条約に賛成しない政治家には投票しなければ良いのだ、そうすれば必ず政治家は賛成する。せざるを得ない。政治家に理念なんかない。当選するかだけなのだ。
 だからわれわれはともかくわがままに軍事費を減らせと言い、そういう風に投票すれば良いのだ。そうすれば政治家は「軍事費減らさないと当選しないんだよ、そっちもそうか?核抑止力とか言ってももうあいつらだまされないんだよ、しょうがねえなあ」と言って必ずそうなる。

すべての兵器に反対する