今度見た短編映画は Stick
犬を飼いたい実に聞き分けのない子どもに、この木の枝を散歩に連れて行け毎日三回連れて行けそうしたら犬を飼ってやる、と言い、子は実際木の枝にリードをつけて散歩に連れて行き、木の枝に名前をつけ、話しかけ、木の枝がきっかけになって人間の友達ができ、でもだからそれでほとんどすべて円満解決であるはずもなく、全然問題の解決にならず、つまり問題は両親のことだったりするのだ。ほんの少しずつしか表現されてなくて、つまりいくつものことの水面下への想像力が刺激されて、もちろんわかるはずもないたくさんのことを妄想?というかこうかもしれないああかもしれない、と想像させられるのだ。とっても良い映画だと思う。