一年の区切りらしいが、地球の公転には区切りはない。運動は際限なく続いている。地球の運動が、慣性(慣性というより惰性と言う方がいいと思う。)でなんのエネルギーも使わず続いているってのがすごい。太陽の引力は巨大なもので、地球を引っ張り続けているわけだが、重力の方向と運動の方向は直交しているので、運動の方向は変わるが、まったく仕事はしていない。(エネルギーを使っていない。)すごいことだ。
関係ないが、地球は1年で366回転している。うるう年のこと?いやいやそうではない。うるう年は367回転しているのだ。
地球は自転しながら公転している。自転と公転は同じ方向なのだ。1年=365日(と1/4日)かけて360°公転しているので、毎日約1°公転している。自転は毎日360°しているが、いや、360°では公転の分まだ完全に太陽の方を向いていないのだ。あと公転の分、1°余計に自転しないと完全には太陽の方を向かない。
図を見てもらえばわかりやすいと思うのだが、90日間で約90°公転している。90日でちょうど90回転ではまだ90°分自転が足りないのだ。90回転+約90°で完全に太陽の方を向く。180日では180回転+約180°。365日で365回転+360°=366回転。
来年も地球は回り続けるだろうが、日本はどうなるのだろうか?不安だ。