せろふえ

チェロとリコーダー
自閉症の娘
本と漫画 農と食 囲碁パズル
とっちらかっているので、気になるカテゴリーやリンクを

酸辣湯の想い出

2024年12月01日 | 食べる・飲む
  本当に世の中豊かになったと思うのだが、今はあたりまえにそこら中にある酸辣湯を知ったのは30年以上前だったと思うだが、その頃はちまたにそんなのなかったよ。少なくとも埼玉、僕の知っているあたりにはなかった。ちょっとだけリッチな、ちゃんとした中華料理屋での飲み会で出てきて、すごくうまかった。
 自分で作れないかと思って、当時はこんなネット社会じゃない。そういう意味で豊かになったと思うのだが、何でもネットで調べられる。ネットなんてないから図書館に行ってりっぱな百科事典のような中華料理のレシピ本探し出してこれになら載っているかと思って、目次に酸辣湯を見つけたときには「やった!」と思った。急いでページをめくると

1.キンコを戻す
・・・・・・・・・・・
 と書いてあって、次の行は目に入らなかった。「キンコを戻す?」??????
 パタッとページを閉じて書架に戻し、二度と作ろうとは思わなかった。



 のちのち知ったのだが、キンコというのは干しなまこのことで、その戻し方を見るとすごい。いまやそれすらネットで見える

 キンコを戻すのに1週間くらいかかる。
 当時の酸辣湯はさぞかし高級中華料理だったんだろうなあ。


 昨日のお昼は賞味期限の切れた酸辣湯麺のカップ麺だった、貧しいなあ。(いや別に金がないわけじゃない、余ってるわけでもない(^^;)


 災害対策でカップ麺をすこしストックしていたりするのだが、実は全然喰わない。ぼくはカップ麺を喰いたいと思うことがほぼ皆無なのだ。最近は災害対策として特別な災害食をストックするのではなく、いつも喰ってる物を多めに置いておいていつもストックがある、というのが良いと言う。なるほど。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。