せろふえ

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テレマン 無伴奏フルートのための12のファンタジー

2023年04月10日 | リコーダー

 いつもすばらしいと思っているリコーダーJPにこの曲の解説があり、テレマン自身の「刻版」のことが、とてもおもしろかった。→こちら
 (テレマンは銅版を自ら刻んでいるのだ。)
 そしてもちろん今ではIMSLPに、そのテレマン自身の刻んだ楽譜が「初版」として登録されている。なるほど、この4は3と書いちゃってなおしたようにも見える。

 僕のHPの方はまだ途中というか、放り出してある。すみません

リンボウ先生の書物探偵帖 林 望

2023年04月09日 | 

 林望は「イギリスはおいしい」がすばらしくて、他のも次々楽しく読み、しだいに鼻についてきて、それでも目に入るとちょっと読んだりしてきた。この本はひさしぶりにというか、ともかくおもしろい、すばらしい。書誌学についてシロートにもわかるようにていねいに書いたものなのだが、書誌学って科学で、考古学なのらしい。膨大な知識の土台の上で科学的に推論したりその知識をさらに積み上げていくさまがすばらしいのだ。
 古書のページの文字組の周囲に枠がある。この隅がきちんと閉じているものは金属活字で、隅が離れているのは木活字。金属活字は蜜蝋と木灰を混ぜたものを流し込んで固めるので(蝋が漏れないように)四隅が閉じていて、木活字は組み木のように組んで作り、隅が離れている。
 そういうことがさまざまとてもわかりやすく書いてあるのだ。

 僕自身は書誌学なんてぜんぜん接点がないが、科学の徒で音楽趣味なもので、音楽がらみでとてもおもしろかった。
 つまり、まあたいていバッハなのだが、バッハの使っていた紙の透かしからその作曲年代がだいたいわかる。5線紙なんて売ってないから熊手のような5線を引くペンを使っていたのだが、バッハは何本か持っていて、一本はどれかかがかすれるくせがあり、一本はどこだかの間隔がちょっと広い、そしてそれはいつ頃からいつ頃まで使っていたのがわかっていたりする。無伴奏チェロ組曲は筆写譜が4種類伝わっていて、失われたたぶんバッハの書いたものをもとにAとBが筆写されそのBを元にCとDが写されたとかなんとかがさまざまなことからわかっている。(すみませんこのABCDはいい加減です。)
 そんなことを思い出して、おもしろかった。

自転車で転倒した(ふたたび)

2023年04月08日 | 日記

 じつに3年ぶりにくらいに飲み会があり、参加してしまった。参加してしまったってこともないけれど、また増え始めているようにも伝えられているが、コロナウイルスはどうなっているのだろうか?

 自転車はヘルメットが努力義務だという。ママチャリもどきだとヘルメットは大仰で、つい帽子で乗ってしまう。むかしから無帽では乗らない。ちょっとうっかりし、道路の段差でこけてしまった。(上に書いた飲み会とは関係がない。)
 たいしたことはない、もちろん頭はまったく打ってない。手はこすってキズを負った。この「湿潤療法」の絆創膏がいろいろ出ているので感心している。老人なのだ。気をつけないとなあ。

アンタッチャブル (映画)

2023年04月06日 | 映画・テレビ

 アンタッチャブルを見た。2回目かな。
 禁酒法時代のアル・カポネを逮捕しようとするアメリカ合衆国財務省捜査官たちのチーム「アンタッチャブル」の戦いの日々を描いた実録映画、というのだが、相当あやしい話らしい。(主人公のネスの自伝を元にしているがそれがもうウソ八百の自慢話らしい。)
 なにしろこの映画はキャストがすばらしくて、ケビン・コスナー(エリオット・ネス かっこよすぎるけど)、ロバート・デ・ニーロ(アル・カポネ、これがねえ、ギャングの親分なのに軽くて良いのだ。)、ショーン・コネリー(ジム・マローンかっこよすぎるな)、アンディ・ガルシア(ジョージ・ストーン 顔の良さ)、他も。
 凄惨な映像、犯罪映画。でもまあ、勧善懲悪だし、なんにも考えないで楽しめる。まあいいじゃないか。

 ダウンタウン物語を見返したくなった。(これは文句なく楽しめる)

買い物メモ

2023年04月05日 | 日記

 ともかくiPhoneの「メモ」の書類をスキャンが便利だ。もちろんちゃんとしたスキャナで取り込めばもっと良いのだろうけれど、小さな字だって読めるんだから充分だろう。買い物メモをスキャンしたら指までスキャンしたが、良い感じだ(^^;)。

大江戸リサイクル事情 石川 英輔

2023年04月03日 | 日記
 
 なんだか読んでいてうさんくさくて飛ばし読みした。著者はシロートらしい。べつにシロートだって良いのだけれど、その記述がともかくうさんくさい。大部分は正しいことが書いてあるのだと思う、だが…。
 最後の方に著者の写真が載っていて見覚えがある。NHKかなんかで出ていたのを見覚えているのだと思う。当時、うさんくささをあまり感じなかったなあ。

新年度

2023年04月01日 | 日記
 新年度が始まった。まあ、月曜日からだけれど。
 つねづね新年、あけましたらおめでたいのか?むしろ4月じゃねえのか、などと思っているのだが、そうかと言って4月になったからめでたいのかというと別にそんなことはなく、まあ今年度もよろしくお願いします。
 が満開でわけもわからないがうれしいめでたい。なにかおもしろいことはないのかと思っているがなにもなく春はうつっぽい気さえする。そういえば、中学の頃「そううつ」と呼ばれていたことがあったなあ。けっしていじめ的な感じはなく、あ?そう?と思っていたっけ。

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