せろふえ

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ブルックナー 交響曲第5番

2024年06月14日 | チェロ
 ブルックナーなんてほとんど聞かない。眠ってしまうのだ。(-_-;) 僕のまわりもあまり聴いてないみたいだが、熱狂的なファンもたくさんいるようで、クラシック音楽の一番美味しいところだよねなんて言うのも聞いたことがある。でもあきる(-_-;) 起きてられない。音量が大きくなってうるさいところがとても眠る。協和音でオルガンのようだからだろう。
 昔、ロマンティック(4番)だけはやったことがあり、少しは聴いたりもした。他はほとんど知らない。
 そんなことばかり書いてもしかたがない。

 5番の冒頭。この曲はブルックナー開始(弦のコソコソしたトレモロ)じゃないんだ、と感心する。

 最初の主題を聴くとブルックナーはこの短いアウフタクトが好きなんだなあと思う。
 ロマンティックもターン、ターンタター、だ。

 
ついでながら5番の冒頭、最初は16分音符で次は32分音符なんだから明確に区別しなければならない。

 ベートーヴェンの第九の冒頭のことを思い出す。

 あとはともかく長くて練習が追いつかない。長いしいろいろあれこれやってるらしいのだが、全体としてはおんなじだよなあと思ってしまう。そう思うからなおさら練習に身が入らない。長いが全休止がしょっちゅうあって「落ちて」もそこでまた追いつける。(足を出さないようにしなければ。)
 ロマンティックもこの5番もフラット系なのに、さらに短調になるとフラットが3個も増えるのだ。フラットばかりでたまったもんじゃない。

 付点のリズムもたくさんたくさんあるが、これは必ずアウフタクトと次の音符で意識してフィンガリングを考えなければならないのだが、それが難しいんだよねえ。そもそも付点のこのボウイングが難しい。特にレイトスターターにとっては。
 この部分では(全部フラットだが)ミ、レド、ラソ、ファミ、の組み合わせで考えなければならない。(ミレ、ドラ、ソファではない!)言わずもがなだなあ。


 まだオケの練習は始まっていない。それなのにこの愚痴の数々!

ゲッタウェイ サムペキンパー監督 マックイーン マッグロー

2024年06月13日 | 映画・テレビ
 wikiによれば「アメリカの強盗映画」だそうで「強盗映画」ねえ。うーん。全然なにも感じなかった。
 スティーブ・マックイーンってなんていうか安っぽいというかチンピラ顔だよね。軽さが軽快じゃなくて軽薄のほうによってると思う。すみませんね。シロートのたわごとです。


 庭にネジバナ咲いた。季節だなあ。

佐野洋子対談 西原理恵子 リリー・フランキー

2024年06月12日 | 
 これはもう亡くなる直前のころの対談らしく、リリー・フランキーとの2回目は実現しなかったらしいし、余命2年と言われたその足で買ってすぐボコボコにぶつけ、鳥の糞のついたままのジャガーのことなどが出てくる。こうして生きて、死んでいきたいものだ。いつも本音の佐野洋子だ。

ルイエ・ド・ガン リコーダーソナタ ニ短調 作品1−8

2024年06月11日 | リコーダー

 Poco Allegro , Allegro , Vivace , Largo , Allegro の5楽章
 
 
 1楽章の、ルイエにしてはちょっと変わったフレーズが難しく、楽しい。ヴィヴァーチェはメヌエットかなあ?あまりそれらしくない、Largo は白い。最後のAllegro は 6/8だしジーグの気がするがいや、それらしくない。

ルイエ フルートソナタ7番 - せろふえ

ジャパンフルートクラブの楽譜でルイエのフルートソナタ第7番というのがあり、いまだに売られているようだ。出自があやしくて全然わからない。解説があるのだが、ルイエ・ド・...

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 ルイエの7番のことはやっぱり全然わからない。どなたか情報ください。

次女の休日

2024年06月10日 | 自閉症
 休みの日の次女はドライブ。
 はじめの頃は高速道路に乗るのが好きだと思っていたのだが、実はSAの自販機でコーンスープを買って飲むのが好きらしいのだ。なにしろ日本語を解さないので自分の要求もなかなか伝わらない。さぞかしもどかしいだろう、日本語勉強しろよ思うのだが、それが障がいなのだからしょうがない。ともかくそういうわけで、SAに一般道から入り、高速道路代もかからず、安上がりなもんだ。それからいつもの外食。そしてどうしてもかあちゃんがいいらしく、帰宅してかあちゃんの帰宅を待ってそれから街を縦断して生協まで買い物に行き、また縦断して猫に餌をやり、今度は横断して帰宅した。何十km走ったろうか?(車だからたいしたことないが)


 昨日は朝家族が起きてくる前に軽く散歩した。

 花は全部うちのじゃない。


もうレシピ本はいらない 稲垣えみ子 - せろふえ

稲垣えみ子は月の電気代が1000円以下で生活しているらしい。冷蔵庫は捨てたそうだ。この本は土井善晴の一汁一菜みたいな、ごはんと味噌汁、干し野菜とぬか漬けさえあれば食...

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 レシピはいらないとか言うのに、それでもぬか漬けのことや、干し野菜、料理のあれこれを読み返したくて、古本で買った。

バッタを倒しにアフリカへ 前野ウルド浩太郎

2024年06月09日 | 
 新聞の書評で知ったのだったか、図書館で借りた。古本屋で何冊も見かけた。
 著者のアフリカでの綱渡り?のような研究の日記のようなもの。楽しく読めて、それから著者が職を得て、研究活動ができているようだし、ツイッター(x)はアクティヴらしいし、よかったよかった。


 政府自民党の政治資金規正法は「裏金維持法」と言われている。そのとおりだ。

 ここに写っている特にこの三人が見にくいのはその精神の醜さが表れていると思う。
 この記事にこんな見にくい政治記事をくっつけて申し訳ない。でも書かざるをえなかった。

クライム・マシン ジャック・リッチー

2024年06月08日 | 
 吾妻ひでおがおもしろいと書いていたので図書館で借りた。ほんとにおもしろい。著者は短編ばかり書いているようで、こういうのはユーモア・ミステリ、と言うのか、へー。魅力的なキャラクターのシリーズをたくさん書いているらしく、それがまたいい感じだ。


オール 24の調による練習曲から 3番 ト長調

2024年06月07日 | リコーダー
オールの24の調の練習曲から3番ト長調

 ひさしぶりに笛吹いた気がする。古楽に飽きた、と言うことはないけれどついオールの24の調の練習曲を。
 24の練習曲はオールが編纂しただけで、多くが他の作曲家のものらしい。この曲はアンデルセンのフルートのための曲だ。見ようと思えば楽譜はネットで手に入る。どういうわけかIMSLPの作曲家からたどり着けなかった。
 ト長調なのに不思議なことに上のFisが出てこなくて出てくるのはFばかりだ、ありがたい。リコーダーに大きなダイナミクスの差は出せないが、気持ちは表現できると思う。

映画「張り込み」をふたつ見た

2024年06月06日 | 映画・テレビ
  
 片方は「張り込み」でもう一方は「張込み」だというのだが、そんなことはどうでもいい、おなじ。
 どちらも古い映画で、ハリウッドはいかにもハリウッドのおちゃらけポリスストーリー?でなんにも考えてなくてよくてただ楽しめば良い。いや実に良いねえ。「こんなハゲ親父が」みたいなレビューを見たが、もちろんそうだが充分魅力的だと思うのはおれもじじいだから?
 日本映画はこれもいかにも日本映画でジメジメして白黒だし、いやほんとにフィルムがかびてないのが不思議なほどだ。でもなんていうかまじめな暗い笑うところのない映画なのだが、心に染みるようなそんな面はぜんぜんないように思える。うーん。


 ブルックナーのボウイングは写した。ろくに練習してない。いかん。
 昨日はちょっと自転車漕いだ。僕のちょっとは10kmとかそんなもんだ。いかん。

東京新聞はすばらしいが、絶望的

2024年06月05日 | シロート考え

「あなたが撃ったのか」記者の手紙に受刑者は答えた 「オウム真理教のテロ」として幕引きされた警察庁長官狙撃事件:東京新聞 TOKYO Web

1995年に起きた国松孝次(たかじ)警察庁長官(当時)狙撃事件で、犯行を「自白」していた中村泰(ひろし)受刑者(94)=別事件で服役=...

東京新聞 TOKYO Web

 

  昨日の東京新聞はスクープとかではないが、重大な記事がいくつも掲載されていてとても良かった。
 いつもすばらしいこちら特報部は1995年オウムの犯行とされた警察庁長官狙撃事件のことを取り上げ、これに象徴される腐りきった役人どものことが糾弾されている。すぐ隣にはこれも誠実に定期的に伝えられている「辺野古・高江リポート」でこれも国の腐りきった犯罪を取り上げている。そのすぐ上は「いますぐガザ停戦を」で、いや停戦でなく虐殺の停止をだと思うし、何度でも書くがイスラエルはこの世に存在させるべきではないテロ国家だ。100歩譲っても終戦後の国連決議に従ってその国境まで戻れ。
 社説は日本ペンクラブが「国会の空洞化に抗議します」を取り上げている。まったく国会がひどい。いや国会がひどいのではない。政府自民党のやり方がひどいのだ。日本は民主国家ではなくなった。むちゃくちゃだ。
 東京新聞は頑張っているが、今の日本、世界は絶望しかない。こんなことを書き続けてもごまめの歯ぎしりか。だがこれはけっして「ルサンチマン」ではない。正常な怒り・憤りであり抗議だ。

次の定期はブルックナーの5番

2024年06月04日 | チェロ
 所属する市民オケの次の定期はブルックナーの5番だ。むずかしいし、ブルックナーはそんなに好きじゃないし、気が重い。長すぎる。
 チェロのパートトップがほんとにすばらしくて、毎週練習内容を書きこんだメモをチェロLINEに送ってくれる。まず、ボウイングが送られてきた。21ページもあるのだ。まだ写しきれてない。

 少しずつやらないとなあ。

都知事選のこと

2024年06月03日 | シロート考え

 都知事選のことでツイッター(x)が騒がしい。川越に住んでて都知事選のことは関係ないが、いや、関係あるだろう、部外者だから勝手なことも書ける。
 何しろ東京都のことだから首都圏に住んでいれば大いに関係ある。さらに言えばこのあいだの静岡県知事選だって関係ある。自民党が負けたのは大いに喜ばしいことだ。今度も是非とも小池ー自民党ー萩生田ー統一教会には負けてもらいすこしでも国民の幸福に寄与してほしいものだ。
 蓮舫に対するネガティブキャンペーンがすさまじい。それだけ自民党は危機感を持っているのだろうし、このままだと蓮舫が勝って困ったことだと思っているのだろう。あきれたことに蓮舫に対するネガキャンはウソ八百で、ウソついても他人を落とそうとするその根性にあきれかえる。二重国籍問題がいまだに蒸し返されているが、とうに解決済みじゃないか。だいたい二重国籍をがんとして認めない日本という国は国際的にどれだけ遅れているのか。それからたとえ外国籍だろうと日本のために働くのなら応援したいものだ。自民党=統一教会の方がよっぽど日本を外国に売りわたしているし、金をばらまいている。ふざけるな。
 バカ傲慢口だけ橋下徹は「蓮舫が勝ったら議会が動かなくなる」と言ったそうだ。これが地上波のテレビで流されることに恐ろしさを感じずにはいられない。どれだけの闇の金が動きテレビにまで及んでいるのだろうか。それはともかく議会が動かなくなればそれはよろこばしい、何百億の金を電通に渡して中抜きするようなことはできなくなると言うことだ。「議会が動かなくなる」という脅しのなんと下劣なことか。昔民主党政権の時に自民党が国会で妨害をして国民のための政策をことごとく反対した。自民党も統一教会も早く解散させろ。

いもの子チャリティーコンサート はなわとさくまひでき

2024年06月02日 | 音楽
 いもの子チャリティーコンサートに行ってきた。はっきり言ってあまり期待せずに行ったのだが、とても良かった。
 さくまひできの歌がうまくてギターがうまかった。それは単に指が回るというレベルではなく、弦楽器なのだから当然だが、弦と胴体の特性がある。同じコードでもネックの端の方で押さえるのと弦を短く押さえるのでは音色が違う。右手はもっと違い、もちろんいろいろな弾き方があり、それだけでなくサウンドホールの方で弾くのとブリッジの方で弾くのでは音色が違う。それを音楽の中で意識して弾きわけているらしいのがわかってとても感心した。
 はなわの方はまあ期待したとおりで、でも誠実な感じがあり、歌もよかった。奥さん愛が美しかった。
 知り合いが何人もチケットを買って来てくれて感謝感激である。

羊の木 山上たつひこ原作 いがらしみきお作画

2024年06月01日 | 漫画

 古本屋で見かけ、そろっていて一冊100円なのだ。びっくりし、うれしく買ってきて再読。実は前に誰かに借りて読んでいるはずなのだが、このブログに書いてないようだ。きっと自分で消化できなかったのだと思う。今回再読してやっぱり消化できない。でもすごい、すばらしい作品だと思う。
 なにしろ山上たつひこ原作、いがらしみきお作画というのがすごい。
 wikiのあらすじは
「元受刑者を地方都市に移住させるという国の極秘更生プロジェクトで、過去に凶悪犯罪を犯した11人を受け入れることになった魚深市。元受刑者の情報は市民には一切知らされず、魚深市の中で計画を知るのは市長・鳥原秀太郎と、その友人である月末一と大塚武の3人のみだった。」
 というもの。そして、これはネタバレになるのかな?さまざまな事件が起こる。(あたりまえだ。そうでなければ作品にならない。)そして、それらはなんの解決もせずなんのカタルシスもない(と思う)。ただ放り出されているままだ。でもそれで良いのだ。すばらしい作品になっていると思う。

 映画もあるらしく、そのキャストがなんかすごい感じなんだよね。見てみたい。見てみようか。