せろふえ

チェロとリコーダー
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枕魚 panpanya

2024年07月15日 | 漫画
 古本屋で見かけた。こういうのが古本屋に出ていて、それを見つけるとなんだかとてもうれしいなあ。

蟹に誘われて panpanya - せろふえ

同僚に借りた。カオスノート(吾妻ひでお、なんと記事にしていなかった。)を貸したら、不条理ものでこれを思い出した、みたいなことを言って貸してくれた。でもこれは不条...

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 蟹に誘われてが2014年、枕魚が2015年 初犯 いやいや初版のようだ。前に著者は性別不明、文系男子じゃないかと書いたのだが、いややっぱり女だと思う。

イマジン ジョンレノン をピアノ伴奏のチェロで

2024年07月14日 | チェロ

チェロ愛奏曲選 〈ピアノ伴奏付〉 小原 仁 (編集) - せろふえ

これいつ買ったんだろう?たまに引っ張り出して少しは弾いたが、まだ全部なんて全然弾けない。編者が書いているのが「難曲に挑戦することも大切ですが、「チェロを歌わせる...

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 1曲目はジョンレノンのイマジンなのだ。これを歌詞なしでチェロで弾いておもしろいのだろうか?僕にはイマジンはその歌詞にほぼすべての価値がある、としか思えないのだが。
 音域は狭い、と思ったのだが、まあ1オクターブと3度あり、上はa線の4ポジションのソ、下はd線のすぐ上のe
 初心者でも弾ける音域だが、まあイマジンをぜひとも弾きたい!という人のためのものだなあ。




 ジョンレノン自身が言っていたらしいが、この詩はオノヨーコとの共作というか彼女の考えが大きく反映されている?ものらしい。
 この曲のことを多くのバカどもが共産主義的と批判している。ジョンレノン自身が実際共産主義的だと言ってる。やっぱり人類の理想の社会は共産主義だよね。共産主義社会こそユートピアなのだ。(しつこいが、それは旧ソ連でも中国でもない。あれは専制主義独裁国家だ。)
 たしかに億万長者のジョンレノンが(そして大金持ちのおじょう様のオノヨーコが)この曲を書くことは矛盾しているかもしれない。だから?だからといってこの曲の価値はまったく毀損されない。1%の人間が99%の富を独占する(ジョンレノンも含めて(含めて!))この世界は間違っている。(だからといってあるいはだからこそ、ジョンレノンが殺されるいわれは断固として、ない!)


バーボン・ストリート・ブルース 高田渡

2024年07月12日 | 
 高田渡といえばフォークソングの神様で、まあ、1番知られているのは「自衛隊に入ろう」だろうか?

 これが発表されてすぐに自衛隊から直接「良い歌だから使わせてくれ」ど電話があったというのだから笑ってしまう。
 僕自身はぼうっとした子どもだったので、高田渡のことを知ったのはずいぶん大人になってからだ。もしかしたら職に就いた後だったくらいかも。たしか中学生になった頃に「結婚しようよ」(吉田拓郎)を僕よりは都会の年下のいとこに教えられたくらいだもんなあ。精神的にとても晩生(おくて)だったし、いまも世の中、世間の嗜好なんかには遅れまくってるなあ。

 バーボン・ストリート・ブルースは自伝。なんで読もうと思ったか忘れたが、とてもおもしろかった。(若い頃)の気骨のある様がすばらしい。ただの酔っ払いじゃない。ありがたいことに今はyoutubeでいろんなのが見える。笑っていいとも出演のなんかも笑って、うれしくなる。
 享年56歳(!)しかも僕には老衰としか思えない。

猫ステッカー

2024年07月11日 | 日記

 子どもが乗ってるとか、自分は初心者だとか高齢者だとか安全運転してますとかそういうのはよくみるが「家に猫がいます」ってどういうつもりだ?こういうのは嫌いじゃない。(^^;)

 車に鳥の糞がしょっちゅう落ちて頭にくるが鳥も生きてるんだからしょうがない。いま拭き取ったら糞の中にカエルの丸呑みが五体満足で(ってもちろん死んでる、干からびているような感じで栄養吸われてる?ほんと?)表れて、ひょえー、ドキドキした。
 

幸福のスイッチ 安田真奈原案・監督・脚本 上野樹里 沢田研二

2024年07月10日 | 日記

 沢田研二が田舎町の電器屋の親父、上野樹里がふてくされた娘。このふたりがとても良くって、それを見る映画。中身はたいしたことない。田舎町の電器屋は機械を売るんじゃなくて濃密なお節介な時に一人よがりな親切を売っている。まあ失われていく美しい、めんどくさい日本なのだろう。ともかくこのふたりを見ていて、それから結末がとても良いと思う、しらじらしい大団円でなくて。
 

ファザーファッカー 内田春菊

2024年07月09日 | 
 内田春菊の漫画を読んでいると、その人物も知りたくなって、検索し、これも読まなきゃあなあと思って図書館に入っているのを借りて読んだ。自伝的小説。義父(と実母)に性的虐待を受けたことを中心に生い立ちから家出までを書いている。一読の価値はあるが、マンガのほうがすばらしいね。本人も言っているが、小説の方が社会的地位が高い。だから直木賞芥川賞の候補になったりして、知名度も上がったのかもしれない。でもマンガの方がすばらしいし、マンガという入れ物が文字だけの小説よりすぐれている、と実感する。といっても文学は文学として存在価値は揺るぎない。ともかく内田春菊がこれほど壮絶な人生を送り、そして健康な精神でいることに敬服する。他のマンガも気づいたら読む。

キュウリの芽が出た

2024年07月08日 | 

 テレビでキュウリは猛暑になると実をつけない。今種まくとちょっと涼しくなったところで実をつける、というのを偶然見た。うれしくまいたらあっと言う間に芽が出た。(出ないのも、折れちまったのもある。)秋にキュウリが取れたらうれしいなあ。

 東京都知事選は小池百合子が3選した。学歴詐称は仕事には関係がないかもしれないが、自民党や統一教会(萩生田光一)との深い関係。巨大企業とのむちゃくちゃなつながり、おそらく裏金、ひどい天下り、神宮外苑の木の伐採など、小池百合子を支持する理由がさっぱりわからない。マスゴミがほとんどなにも伝えてない、ということがいかに大きいことなのか実感する。みんなテレビを無批判に見てるのね。TBSで昨日、選挙に関して「マイナンバーカードがないと投票できない」などととんでもないデマを流した。語り継ぐべきTBSの悪事だと思う。これでは全国的に見ても政権交代なんて夢のまた夢だね。だがまあ少なくともおれはもう10年かそこらの余命なのでどうでもいいか。子孫(こまご)の世代には悪人の括弧(ばっこ)する、ひどい格差のとてもひどい世の中になっているだろう。あーあ。

Fearless Gopher 短編映画 ミゲル・ランバート監督

2024年07月07日 | 映画・テレビ

 
 BS松竹東急の短編映画は再放送ばかりで、ひさしぶりに録っておいた見てないのを見た。原題は「恐れ知らずのホリネズミ」という意味で、また「僕らは怖いものなし」としてあるところもあるようだ。
 わずか6分間の作品で、ネタバレも何も、腕を骨折して親にキャンプに行くのを禁止された女の子を男の子がこっそり連れ出そうとし、見つかっちゃうけどドアをしばりつけたりして結局連れ出す、とたったこれだけのもの。とても微笑ましく、うれしい。学生が文化祭に出すような映画だなあ。
 キャストが良いし、そのドアを縛り付けるのもゆるゆるで親が本気ならすぐ切っちまえそうだし、親より男の子のほうが品行方正に見えるし、連れ出した後、男の子が女の子の手をそっと手を伸ばして握ってると思うだけどそこはフレームの外で、ともかくゆるゆるで、とっても良い。



 昨日はすごい夕立で、それから火事の燃えさかる最中を目撃した。帰宅途上、川にごく近い民家が黒煙、白煙をモクモク出していて進行方向なのだ。近づくと赤い炎がメラメラとあがり燃えている。誰か通報しただろうかと思いながら進んだほんの1kmほどの消防署から今まさに出動するところだった。通行する車にはばまれてたどり着くのに時間がかかったのではないか?報道では1時間ほどで消し止められたというが、それは出火からだろうか通報からだろうか?赤い炎のほんの10mほどわきを通って帰って来たのだが、写真も動画も撮るような余裕はまったくなかった。どうやら原因は落雷らしい。怖い。


赤上げて白上げないで赤下げて…

2024年07月06日 | 音楽
  両手に旗をもって「赤上げて白上げないで赤下げて…」みたいのがあるが、木管楽器(に限らずだが)の演奏って、これをたいてい9本の指(10本はファゴットだけ?)で常にやっているんだよね。左手全部押さえて右手は押さえず、次に左手の薬指だけ上げてその瞬間に右手の人差し指と中指と薬指は半分押さえて小指は押さえず、次は左手の中指を上げ薬指はさげ、右手の人差し指は動かさず中指と薬指は上げる(これすべて同時!)。これただのc−des-esだけなんだけど。
 こういうクロスフィンガリングだけじゃなくてたとえばクラリネットのa-b(死の(^^;) シのフラット)のように、左手のキーを押さえている人差し指を離した瞬間に隣だけど穴を押さえて同時にすべての指を押さえるんだけどただ穴が空いていたりリングがあったり、小指のキーは4つもあるがそのたったひとつを、他のキーには触らずともかく同時に押さえる、なんてのが1番難しいかもしれない。中指は思うより速く動いちまうし、小指は動かない。若いとき、なんで自分の小指思うように動かねえんだよ、言うこと聞け、聞かねえと切っちまうぞ、と思ったりした(^^;)が、反社会的分子になってしまう。(-_-;)
 指のことだけ書いたけれど、息と舌ともシンクロしなければならない。耳は自分の音とまわりの音を聴き、目は右目で楽譜を見て左目は指揮者を見、第3、4、5の目で隣とパートトップとコンサーマスターの動きを見なければならない。うそ。いや本当にこれだけ意識しなければならない。
 どれだけマルチタスクなんだ、と、まあ老人の自慢?うんちく?ひとりごとでありました。

老後の資金がありません!

2024年07月05日 | 映画・テレビ
 昨日は危険な暑さ、できるだけ外に出るな、と言うので、もちろん農作業(と言ったってできることはたいしてないのだが)せず、涼しいところでグズグズしてた。だるくてシャワー浴びた。昼寝でちょっと眠ることができ、夜眠れず(だって次女が9時半にねる?と言うのだ。)あっと言う間に目が覚めた。


 もちろん今やってるらしい映画

 の宣伝なのだろう。前の映画「老後の資金がありません!」をテレビでやっているのを見た。まあ普通のTVドラマだね。みんな見慣れた俳優陣で楽しく見える。映画館で見るような感じではない。九十歳の方も1年後にテレビで見るなあ、たぶん。ごめんね。

「九十歳」の原作を書いている佐藤愛子の「楽天道」も図書館で借りてみた。こちらも(映画以上に)たいしたことない。著者はきっとすばらしい常識人、普通の人なのだと思う。読んで感じるところがなかった。途中で放り出した。
 

旧優生保護法は「憲法違反」:昨日のニュース

2024年07月04日 | シロート考え

強制不妊手術を「正当な理由ない差別」と断罪 旧優生保護法は「憲法違反」 最高裁が国に賠償責任認める:東京新聞 TOKYO Web

旧優生保護法(1948〜96年)下で不妊手術を強制されたのは憲法違反だとして、全国の障害者らが国に損害賠償を求めた5件の訴訟の判決で、...

東京新聞 TOKYO Web

 

 昨日の 旧優生保護法(1948〜96年)下で不妊手術を強制されたのは憲法違反だとして、全国の障害者らが国に損害賠償を求めた5件の訴訟の判決で、最高裁大法廷(裁判長・戸倉三郎長官)は3日、旧法を「個人の尊厳と人格の尊重の精神に反する」として立法時から違憲と判断し、国の賠償責任を認める初の統一判断を示した。
 と言うニュースは画期的だ。司法なんて存在しないような日本で国の賠償責任を完全に認めた。すこしは変わっていくのだろうか?

ナウシカ・レクイエム

2024年07月03日 | リコーダー

 所属する市民オケの公民館利益還元コンサートでナウシカをやることになり、リコーダーが編成に含まれていますよーせろふえさん(仮名)どうですかあ、などとそそのかされて、政治工作(ん?(^^;)して、吹かせてもらうことになった。うれしい。
 楽譜がひどくてアルトリコーダーinF と書いてあって、アルトはinFあたりまえだよと思って吹いたら調が違うと言われた。なんと inF の楽譜で、アルトリコーダーを転調楽器として書いてある。(Fを出させたいときにCと記譜してある)なんなんだよ。アルトリコーダーに限らずリコーダーは実音で書くのだ。まったくシロートは困る(→編曲者)。まあソプラノ(inC)だと思って吹けば良いのだから、ちょっと意識しなければならないがたいしたことない。
 それよりも違う調で吹いていたのに、自分ではなんにも感じなかったのがショック!どれだけ音痴なんだ。まいるなあ。


 それにしてもTVでは都知事選のことを取り上げないらしい。らしいというのはろくにTVなんが見てないからだが、ひどいなあ。ほんとにテレビを見る価値はなくなった。

愛と哀しみの果て 監督シドニー・ポラック 主演メリル・ストリープ、ロバート・レッドフォード

2024年07月02日 | 映画・テレビ

 アカデミー賞を受賞していると言うし、名作を見るのは教養だ。何日もかけて見た。僕は世間とはずれているらしく、いろんなことを知らないみたいなんだよなあ、まあいいか。
 ともかくこの邦題がひどすぎて、だって原題は「Out of Africa」なんだよ、ひどすぎる。男には見て欲しくない、と言う意思が込められているんじゃないか。実際実はただのメロドラマで映像というかなかなかキレイだったが見てもしょうがなかったかな。
 1913年のデンマークから貴族がアフリカに移住してそれからのいろいろ、色恋。そういうわけで中身はたいしたことない。当時のあれこれがいろいろ描かれていて興味深いのだが、それにしても誰かがレビューで書いているようだが、この西洋白人中心植民地主義の世界がそれほどの批判精神もなく描かれている映画を西洋人はいったいどういうつもりで見て、アカデミー賞を与えたりしているのか。われわれはそれをどう考えれば良いのか。思うことは山ほどあるが、書いてもしょうがないという気分になる。
 原作のアイザック・ディーネセンはなかなか複雑な作家らしく、ちょっと興味をそそられる。なんと、「バベットの晩餐会」の原作者でもある。

なぜ日本のジャーナリズムは崩壊したのか 望月衣塑子 佐高信 往復書簡対談

2024年07月01日 | 
 2020年初版なので安倍晋三がまた生きていた頃だ。いまはさらにひどくなっていてジャーナリズムの名に値するようなものは日本にほとんどない。
 そうだ、この頃からこんなだったと思い出しながらあきれかえり、怒り狂って読んだ。
 政治三面記事の担当記者のことは世間では政治部の番記者というらしいが、新聞関係では偉いらしいが、そんなのただ政治家の近くにいておべっかをつかって、首相の側近が解散はいつ頃と言った、みたいなことを聞き出して記事にしてるんでしょ?そんなのどこが偉いの?まったくの無能の仕事だと思うんだけど。だからそういう記事は政治三面記事だと言っている。
 それはともかく、望月衣塑子が記者会見で当てられないので抗議したら政府はもっとひどくなって、番記者だかテレビの記者だか政府に対してでなく望月衣塑子を攻撃してきたというのだ。マスゴミの名に恥じない愚劣さだなあ。

 今ホットな、マスコミが伝えなければならないニュースにはこんなのもある。


 沖縄の性犯罪と政府の隠蔽(選挙前には伝えず)も大きく伝えるべき内容だろう。ほかにもたくさん。