皆既日食を見てきましたので、その速報です。と言っても、すでにニュース等で流れてますから速報ではないか…(^^;;
わたしが皆既日食を観測したのは場所はオレゴン州セイラム近郊の牧場。前日までの曇天から一転し青空に恵まれました。
「Great American Eclipse 」とまで名付けられ、全米中が盛り上がった今回の皆既日食ですが、私たちが観測した場所は私たちのツアー貸切。
ゆっくりと観察することができました。
広々〜。
初めての皆既日食観測!!
いろいろな情報を頼りにわたしなりに揃えた観察グッズ
それに日食グラスと日食双眼鏡
私たちの観測値での日食予報は以下の通り
日食開始 9:05”01
1回目のダイアモンドリング 10:16”50
(この間が皆既日食)
2回目のダイアモンドリング10:18”48
日食の終了 11:37”21
【ピンホールでの観察】
コンパスで穴を開けた段ボールと、100均で見つけた油こしを持参しました。
穴の大きさと距離の関係が大切(つまりクリップで作った三脚は不要)。それに太陽に対して垂直になるように穴が空いた板、それを写す紙を設置しなくてはいけないので、1人ではなかなか難しいです。
それでも最初は丸かった光が日食が進むにつれ欠けていくのが確認できました。
手作りの文字盤はこんな感じ。
【温度の観察】
日食が始まり、徐々に気温が下がっていくのははっきりとわかりました。太陽の熱ってすごいものなんだなと改めて驚きました。半分くらい欠けると明るさ以上に気温の方が異変を伝えてきます。
※右側の2つはスケールが少しあっていないようですので後ほど修正(^^;;
【カメラでの撮影】
日食グラスを重ねて撮影してみましたが、なかなかうまくいかず2枚だけ。雰囲気だけですが…。
こちらは皆既日食時の日食グラスなしの写真
想像していたよりも、溢れ出す光が明るくて驚きました。肉眼でもコロナが観察できるとのことでしたが、日食グラスをかけないとはっきりわかりませんでした。
冒頭にも登場したこの写真は別の場所で観察していた友人からのいただき物です(笑)
これぞ皆既日食!!ってかんじですよね。
自分ではうまく写真に撮れなかったけれど(と言うか見惚れて写真どころんはなかった)、太陽から吹き出す高熱のガスが揺らめく様子は本当に美しかったです。
それ以上に美しかったのはダイアモンドリング。
太陽は隠れる寸前までものすごい存在感で光り続け、その光が凝縮されて一点に集まったかのような現象でした。
しかも一瞬。瞬きしたら見逃すほどの時間。もっと見ていたいという願望も叶わずその光はすぐに闇に沈んでしまうのです。
おそらくダイアモンドリング直前に撮影した1枚。太陽が高い位置にあるのにコバルトアワーな不思議な光景。
このさらに少し前、鳥たちが一斉に騒ぎ、地上の虫たちも鳴き出しました。
その声は皆既状態の間は静かになり、再び太陽が戻った時には鳥だけが騒ぎました。
そして、コバルトアワーにはならずいきなり眩しい光が地上を照らしました。
皆既日食というあまりにスケールの大きな天体ショーの体験は、想像をはるかに上回る衝撃的なものでした。混乱しているうちに皆既状態は終わってしまい、記憶が飛んでいる部分すらあります。
ちなみに太陽が月齢でいう1〜2齢くらい欠けたときのデジカメ写真
このピンク色のハレーションは、デジカメの特性なのでしょうか?
個人的に一番お気に入りの写真です(*^_^*)
この壮大な天体ショーが日本で見られるのは18年後の2035年9月2日。想像もつかない先のお話ですが、日本でこれが見られるのかと思うと今からワクワクしてしまいます。
まだ、旅の途中なのでこのあともしばらく更新は休憩です。
旅の日記はこちら
→自然観察系旅日記 ウニマルが行く
生存確認のリアルタイムニュースはこちら
→facebookページ Unimaru Diary
どちらもよろしくお願いします♪
にほんブログ村
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
適当でのん気な管理人がお届けしている
ブログです。→初めましての方はこちら
たまに内容に誤りがあったり、頻繁に誤
字脱字があったりします。そのようなこ
とがないよう努力はしてますが、どうぞ
ご容赦ください。ご意見、ご感想、お気軽にコメントください。
ーーーーーーーーーーーーーーーー