2017.8.21
アメリカ大陸を横断するように「皆既日食」が起こります。
今回、画像の一部を国立天文台のHPからお借りしています。「国立天文台」と入っている画像はフリーだそうです。日食についての解説もこちらのページがとても分かりやすいです。特に最後にある日食の動画はオススメ!
→国立天文台星空情報2017(皆既日食)
ど素人のわたしが理解している範囲で説明すると、皆既日食というのは太陽の軌道と月の軌道が完全に重なった時に起こる神秘的な自然現象。
少し重なった状態は部分日食と呼ばれます。
地球規模では日食は年間2〜4回ほど起こる現象ですが、ごく限られた範囲でしか起こらないので、自分が住む地域に限って言えば、なかなか見られることのない現象といえます。
日本では2009年に46年ぶりに皆既日食が起こりました。しかし、日本と言っても、皆既日食が見えたのは小笠原や奄美などのごく限られた範囲。
それでも、部分食を期待していた横浜の空はあいにくの曇り。一瞬だけ欠けた太陽が見えておしまいでした(T_T)
続いて起こった2012の金環日食も曇り
(T_T)(T_T)(T_T)
次に日本で皆既日食が起こるのは、2035年の9月2日。もう67歳じゃん…
ここにいても見られないなら、見に行くしかない!!!
というわけで、「Solar Eclipse Tour」に参加してきます。オレゴン州のセイラムで日食を見るほか、シアトル近郊のカスケード山脈や北西の海岸を回る現地発着の9日間のツアーです。
ちなみに、正確な日食観測地点は分かりませんが、セイラムの日食予報↓
現地時刻の10:20が食の最大。
日本との時差は-16時間(現在サマータイム中)なので、日本時間にすると22日の真夜中1〜3時頃に起こります。
なお、皆既日食の北米大陸横断は、わたしが行くオレゴン州から始まり、マサチューセッツ州(食の最大は現地時刻14:40頃)で終わります。オレゴン州をはじめ西側の州の方が気候条件が良いようです。北米以外でもハワイや南米の一部でも観測できます。
ちなみに「日食を見たい!!!」
…と言っても、わたしの場合はあくまで感覚的な欲求。学術的な知識やこだわりはあまり持ち合わせてはいません。
ですからいわゆる「日食ハンター」と呼ばれる方々のように、すごい機材を抱えて、専門的に観察するというのとは違います。
そんなわたしが、日食でやりたいこと!
いわゆるピンホールカメラでの観察
小さな穴を通った光は太陽の形そのものを表すそうです。だから普段は丸く見える光も日食の時は「一部が欠けた丸」になるのです。
木漏れ日なんかもこんな感じだそうです↓
小さな光のひとつひとつが三日月型してるのがわかるでしょうか?
これを見るために100均で探し出したのが、油を保存する缶の濾過する部分
実際は200円商品だったけど、いいものを見つけました♪
手で持っていると撮影しにくいと思い、コンパクトな三脚はないかなと…
ちょっと背が低いので、若干の心配はありますが、懐中電灯で照らすとこんな感じ
これが見事三日月になったら楽しいですね♪
落し蓋は今ひとつ美しさに欠けたので却下。台所で使うことにします(笑)
手作りのピンホールカメラ応用グッズも
これ、ダンボールの上の部分にコンパスで穴を開けています。下側にマジックで「2017.8.21」と書いてあるのは失敗したあと(^^;;
自分の字では美しくなかったので、パソコンで図案を作りました。
あ、日付が違ってる
…って、気づいたのは今朝。
やはり真夜中の工作は失敗多し(^^;;
もう面倒だから紙を貼って対応(笑)
ちなみに懐中電灯の光をあてるとこんな感じ
苦労して開けた「3」が悲しすぎます…
ちなみに、クリップで立体に固定する仕組みは、真夜中の神様がわたしにそっと教えてくれたアイディア。なかなかやるなと自己満足(笑)
ダンボールは開けば平らになるし、油こしもこの通り。
筒を使えばもっと太陽の形を鮮明に写せるのでしょうが、荷物を増やしたくないのでこれで我慢。
後は手鏡で太陽を壁に反射させると、その形を投影できるというのでこちらも用意。
これらの観察は、すべてピンホールカメラの原理。
それからこんなものも購入してみました。
太陽観察用の3倍の双眼鏡(980円)。
口コミ情報によれはら高倍率ではないですが、普通に肉眼で見るよりはかなりはっきりと太陽の形が確認できるのだということです。楽しみ。
それから双眼鏡と温度計。
いつもは鳥を見る双眼鏡ですが、今回はコロナを観察するために使います。
コロナっていうのは太陽の表面に出吹き出している高温のガス。普段は太陽が明るすぎて見ることができませんが、太陽が完全に隠れると、このコロナが吹き出している様子が観察できるのだそうです。皆既状態のときには、太陽が全く出ていないので、普通の双眼鏡でも観察が可能だそうです。
とても美しいと言われているこのコロナの様子を観察するのは大きな楽しみの一つ♪
ちなみに、60パーセント以上欠けると空の色が変わってくるそうですが、それと同時に気温も下がるのだそうです。それも観察したいですよね。写真の簡易温度計だけでなく、瞬時に温度が測れる放射温度計も持って行きます。まあ、安物なので精度は今ひとつですけど。
iPhoneの1台は三脚に固定してビデオ撮影をする予定。鮮明な画像は専門家に任せてわたしは全体の様子を撮影してきます。会場全体をタイムラプスで撮るのも楽しいでしょうか?
そうなるともう1台カメラが欲しくなってきた!最近使っていなかったコンデジも予備で持って行こうかな…
とにかく、皆既になる直前から皆既が終わる直後まではたくさんのことが同時に起こり、冷静ではいられないと聞きます。その間わずか3分ほど。せっかくのチャンス。その3分をしっかり味わってきたいなぁ。
こちらのサイトも皆既日食のことが詳しく載っていてとてもありがたいです。
→皆既日食のとき何が見えるのか
いろんな方の体験談、勉強になりますね。
そして友人が教えてくれたこのアプリもすごい!
→Eclipse Safari
地球の上にできる月の影。
この神秘的な現象!!!
ほかにも「こんなことするといいよ」とか、「こんなことに気をつけて」とかありましたらぜひご教授お願いします(*^_^*)
というわけで、明日の更新のあと2週間ほどこちらのブログはお休みしますので、よろしくお願いします。
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